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夏の自転車通勤、暑さ&紫外線対策!保冷剤を有効活用して汗をおさえる

自転車

自転車通勤、夏場は照りつける太陽と吹き出す汗で大変ですよね。

職場に到着し自転車を降りたとたんに汗がふき出しませんか?

この汗がなんとも不快で、できるなら働く前に汗はかきたくありませんよね。

私は長年、長距離自転車通勤をしていますが、年々暑さが増しているような気がしていて、2018年の夏は猛烈に暑く、朝の地点でまるで昼間のような灼熱で大汗をかきました。

「なんとか汗をかかない方法はないか⁉」と試行錯誤し、保冷剤を使用して体を冷やすことで何とか熱さをしのいでいますので、その方法をご紹介したいと思います。

温度計

この2つの温度計の差は、身体に保冷剤を駆使し、対策をしてから自転車で30分走った直後の、屋外温度と被服内の温度差になります。

この数度の差が夏場はとても大きいんです。

では、詳しく説明していきます。

自転車通勤の暑さ対策

温度計

私の通勤経路は比較的車通りの多い道を走っているので、排気ガスやアスファルトの照り返しなどにより、天気予報の気温よりは常に高めなります。

そこで、帰り道に何℃あるのか気になり温度計を持参し信号待ちでしばらく計測してみました。

すると橋の上(鉄骨)という事もあり温度計の針はグングン上がり、45.5℃辺りで私が暑さに耐えきれなくなり木陰に入りました。

太陽

こうなると日差しは肌を刺すようで熱いを通り越し、「痛い」と言った感覚で、太陽の近さを感じずにはいられません。

と、言う事はですよ、紫外線を浴びまくっているわけですから、将来は深いシワやシミだらけになりかねませんし、何より熱中症が恐ろしいですので、しっかりと夏の紫外線・熱中症対策をして自転車通勤に臨みましょう。

自転車と女性

では毎日片道30分の自転車通勤に励んでいる私が、実践している熱さ&紫外線対策をお伝えしたいと思います。(^^♪

そもそも室内の暑さ対策はクーラーをかけますよね。

ですので、それを目指さんばかりに『保冷剤』を駆使し、無理矢理にでも「体の部分、部分」にクーラー環境を作り出します。

保冷剤は30分くらいですと、何とか冷たさを保ってくれます。

おうちの冷凍庫にケーキやアイスを買った時に付いてきた、小さな保冷剤眠っていませんか?

ただ、勤め先に保冷剤を凍らせる冷凍庫がない場合、帰り道に使用できない為これは行き道のみになります。

とりあえず会社に到着したときに、ユデダコの大汗状態だけは免れたいですよね。(;^_^A

私はこの対策をしていなかった頃は、会社に到着すると顔は真っ赤で汗を滝の様にかいてしまい着替えていました。

しかし、保冷剤対策を使用し始めてからは、かなり暑さをしのげています。

では、保冷袋の作り方行ってみましょう!

全て、身長158cmの女性の場合の寸法になりますので、身長や体格に合わせてベストな位置を調整して下さい。

各部位の保冷袋を作成

保冷剤を長持ちさせるために、保冷袋を何個か作ります。

切ったり貼ったりするだけで簡単に出来ます。

【用意する物】

  • 保冷剤、縦横8cmくらいのもの(1個用×20個くらい、もしくは3個が連結している物なら×7個くらい)このサイズに限らず、お手持ちの保冷剤や大判の物がいいと言う方は、その保冷剤に合わせた保冷袋を作成して下さい。

  • 大判の保冷シート(切って保冷袋を作成します)

  • 透明な大き目の強粘着ビニールテープ

  • はさみ

  • 帽子クリップ2個(ダイソーで販売)

帽子用保冷袋を作成

まず第一に守るべきは、頭のてっぺんであります。

日光は容赦なく頭のてっぺんに降り注ぎます。

ここを無防備に夏を終えると、頭皮や髪にダメージを与え秋の抜け毛にも繋がりますのでガッチリガードします。

保冷シート作り方

  1. 保冷シートを横38 縦17に切ります。 

  2. アルミ面を裏にして右端から10cm内側に折り、ピンクのラインにテープを貼ります。

  3. 左側も同じように10cm内側に折り、初めのピンクの縦ラインにあたりの上に重ねてテープを貼ります。 次にピンクの横ラインにテープを貼ります。

  4. 袋が2箇所出来ましたので、そこに保冷剤を入れて落ちないように折り曲げます。

  5. 帽子の中にセットしてからかぶります。折り曲げたほうが天に向くようにセットした方がスッキリします。

これで熱も遮断され頭はひんやりです。

腕カバー用保冷袋を作成

保冷シート作り方

1.保冷シートを 縦17cm、横30cmに切ります。

2.アルミの面を中にして横を半分に折り、写真の黄色いラインにテープを貼ります。

3.保冷剤をビニールテープで貼り付け連結させます。そして、2.の中に入れます。

4.口を折り、腕カバーにセットしてから腕を通します。

5.ブルーの四角部分に保冷袋が入っています。

胸元・背中用保冷袋を作成

帽子クリップを2個使用します。

保冷袋(上記の腕カバー保冷袋の作成1.2.と同じ手順で長さを縦17cmで横20cmを3個作成。)を作りクリップで挟んで使用します。

保冷シート作り方

左:ダイソーの帽子クリップ、写真には1個しか映っていませんが、クリップ3個要る為2個用意します。

真ん中上:クリップのついていない↓部分をほどきます。

真ん中下:もう一つの帽子クリップから、一つクリップを紐から切り離します。それを2でほどいた紐部分を10cm紐を切り落とし、クリップの穴に紐を通して結びます。(身長や体格に合わせてベストな位置を調整して下さい。紐を切り落とさなくてもいい場合も有ります。)

右: 全てのクリップに保冷袋を挟むとこんな感じになります。

保冷シート作り方

手作り感満載で斬新な一品となりました。

写真は服の外側に分かりやすいように垂らしていますが、いざ本番は服の内側に入れて使用して下さい。

真ん中の支点になる部分のクリップは、可動しますので紐の長さを前後で調整できます。

見た目多少太ったかな程度になります。

追記:アルミ保冷シートが薄手ですと、保冷剤を入れてクリップで挟んだときに、重さに耐えきれず途中で外れてしまいましたので、クリップを止めるときは袋を折り曲げて厚みを出して止めるか、口を開いたままにするのであれば、外れないように小さく切ったアルミ保冷シートをかませて止めておくと外れにくくなります。

㊟首に垂らす物なので何に引っ掛かり、首が閉まるかわかりませんのでくれぐれもご注意下さい。

紐が気になるようでしたら、クリップだけを購入し服の首元に直接止めて下さい。

その方が安全です。

ストールに保冷剤

ストールと保冷剤

ストールに直接忍ばせて巻いてしまえば、広範囲に涼しさを得られます。

  1. 首周りの長さに応じて保冷剤を4~5個連結させます。

  2. ストールを横にして広げ、中央に保冷剤を横向きに置きます。

  3. 上下から保冷剤を包み込むように巻き、そのまま首周りにストールを巻き付けます。

㊟ストールは自転車やバイクの車輪への巻き込みや、その他、思わぬ箇所への引っ掛かり事故が有りますので、ストールの巻き終わりは、なびかせずに必ず首元に巻き込んで下さい。安全第一です。

リュックを背負って背中側に保冷剤

リュックを背負っている方は密着して暑いですので、中の背中側にお好きな保冷剤を忍ばせればヒンヤリです。

重さが気にならないのなら、がっつり大き目の保冷剤を使用すれば冷え冷えですね。

ズボン、スカートのポケットにも保冷剤

直接ポケットにササッと突っ込みます。

多少濡れても会社に到着して外せば、アッという間に乾きます。

それが気になる方は、保冷袋に入れて使用して下さい。

保冷剤の効果の実験

温度計

30分自転車を走らせた後の、被服内と自転車の前カゴの温度差を調べました。

走行時間:朝8時半から30分

日・天候:7/26・曇り時々晴

天気予報の温度:最低気温26度 最高気温34度

  • 【 左側:被服内27.5度 】お腹のおヘソ辺り(保冷剤と温度計は10cmほど離れていました)にこの温度計を忍ばせた被服内の温度

  • 【 右:前カゴ33.5度 】 自転車の前カゴに入れていた温度

温度差 6度!!

この日は朝からなかなかの暑さでしたので、実験に望んでみました。

日差しはさほど強く無いものの、時折雲の隙間から太陽が照りつけるような天候でした。

結果温度差は6度!

外気と衣服の内側に6度の差ができれば、かなりの暑さ対策になりますよね!

普段この保冷剤対策をしている私は、この温度差に「なるほど。」と納得の結果を得られました。

では、ここからはその他の対策についてお話していきます。

水分補給

水筒

喉の乾きを感じたら早めに水分補給をします。

ミネラルや塩分の入ったスポーツドリンク的な水分がベストです。

身体も必死に自分を冷やそうと汗をかきますので、しっかり水分を補いましょう。

自転車通勤の紫外線対策

上記の暑さ対策でかなりの皮膚が覆われているので、かなりの紫外線も防げますが、更に対策を施します。

日焼け止めクリームを使用

日焼け止めクリーム

日焼け止めを塗る!

これは白肌を守りたい方には必須アイテムです。

今は色んなタイプの日焼け止めが出ていますね。

スプレータイプ、ミストタイプ、ミルクタイプ、クリームタイプ、お粉タイプ等などありますので、お肌と相性の良いものを選択して下さい。

ちなみに私は長年、資生堂のアネッサです。

これで色白を死守しています!

豪快に塗っていますので、ひと夏に大きいサイズを3つは購入します。

夏の相棒です。

肌の露出を防ぐ

肌を露出させるよりUVカットの腕カバーやパーカーなどを着た方が、紫外線や指すような太陽の熱から肌も守られます。

万が一、転倒した時にもズルむけのケガがマシに済みます。

サングラス

サングラスをかけた女性

UVカット効果のあるメガネで目からの日焼けを防ぐ。

目からも日焼けをすることも、近年注意されていますね。

目に強い紫外線が入ると、察知した脳が防御しようと体内にメラニン色素を作る命令をだす為、このメラニン色素が過剰に作り出されると、シミそばかすの原因になるそうです。

素敵なサングラスで目を守ってください。

一日の終わりにふき取り化粧水

3日に1回程度、お休み前にふき取り化粧水をコットンに含ませて、腕や顔、首の角質をふき取ってあげて下さい。

「え?何これ?」と何となく黒いものが取れます。サッパリします。

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あとがき

保冷剤をやけくそ気味に使用する原始的な暑さ対策ですが、やるとやらないとでは違いがありますので気になった方は、ポッケに忍ばせる辺りからやってみては如何でしょうか。(^-^)

使用後の保冷剤は必ず保冷袋から出し、洗ってから冷凍庫へ入れて下さい。

雑菌がわいては大変です。(>_<)

紐は汗がつくので洗いましょう。

「いやいや、そこまで保冷剤入れたら涼しいやろー!?ほんでそこまでして自転車通勤するなよー!?」と突っ込まないでくださいね。(~_~;)

色々と諸事情があり自転車通勤をやむを得ず、実行しなければならない方もいらっしゃるかもしれません。

頑張って下さい。頑張りましょう!

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余談ですが昨年、私は自転車で大コケして膝を強打し大変な事になったのですが、全身布で覆わんばかりにパーカーのフードまでかぶり、これでもか!!!と言うほど紫外線対策をしていたので、顔面から着地し歯を打ち頬も打ち付けたにも関わらず、フードが顔を保護してくれたようで、手や腕や顔は無傷でした。

対策をしていなければ、あちこちズルむけの怪我をしていたと思います。

そのどんくさい記事がこちらです。

強打した膝の一角から「毛」が生えてくると言う不思議経験もしましたので、興味のある方は是非読んでみて下さい。

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1枚着ていると着ていないではダメージが全く違うので、そういった面からも夏場も覆われていると安心です。

では、この夏も元気に乗り越えられるように、健康や事故に注意して快適サイクルライフを送って下さい。\(^o^)/