先日とても懐かし気なフォルムで、尚且つ香りも可愛らしい香水に出会いましたのでご紹介します。
ちなみに香水の種類には、下記がありますが今回ご紹介する香水はオードトワレになります。
パルファムからコロンまでの違いは、香料の濃度(賦香率)の違いになります。
香水の原料は通常は「エタノール、水、香料」ですが、「オードやオーデ」がつくものに関しては、その意味がフランス語で「水の(Water of)」という意味であり濃度がやや薄いことを表しています。
香りの持続性にも差が出てきます。
持ちの良さは「パルファン⇨オードパルファン⇨オードトワレ⇨オーデコロン」の順に弱くなります。
持続の経過は3段階で香り立ちの変化を表現します。
この香りの変化は濃度や商品により、一番良い香り立ちが訪れる時間や持続時間は様々ですのであくまで参考です。
濃度が軽くなればなるほどトップからラストが短時間で過ぎ去ります。
今回ご紹介する香水はオーデトワレなので、香水の立ち位置としては比較的軽めになります。
では、どんな香りなのか⁉レビューいたします。(^-^)
リリティーオーデトワレのレビュー髪に肌に優しい香り
「リリティーオーデトワレN」洗練された高級感のある香りが特徴のオードトワレ。
香りは3種類。
スウィートムスク
パウダリーハーブ
バランシングシトラス
私は「スウィートムスクとパウダリーハーブ」の2種類を購入しましたので、そちらのレビューになります。
香水だと匂いがきついけどミストじゃ物足りない…そんなあなたにぴったりのアイテムになっています。
基本となるお水には、高知県室戸市でとれた海洋深層水を使用することで、一般的な精製水に比べ肌への浸透性に優れているのが特徴です。
使用方法
清潔なお肌や髪に適量を直接スプレーします。
注意事項
肌に異常のあるとき、肌に合わないときは使用を中止する。
使用中、使用後、日光にあたって、赤み、かゆみ、色抜け(白斑等)や黒ずみ等の異常があらわれたときは、使用を中止し皮膚科専門医等への相談をお勧めします。
目に入った場合はすぐに洗い流す。
極端に高温または低温になる場所、直射日光の当たる場所には保管しない。
乳幼児の手の届かないところに保管する。
香調と成分
こちらボタニカルトワレになっていて、香りは一種類だけで出来上がっているわけではなく、数種類の香りから成り立っています。
リリティー オーデトワレN スウィートムスク
やわらかなホワイトムスクの香りを効かせたフローラルフルーティームスクの香り。
ふんわりとした清潔感を醸し出すホワイトムスクに清楚な印象のミュゲやジャスミン、ウォータリーな洋ナシの香りを添えて纏め上げました。
瑞々しく凛とした香りが輝くような透明感を与えてくれます。
リリティー オーデトワレN パウダリーハーブ
すがすがしいネロリの香りに、イランイランが調和したフローラルシトラスの香り。
トップに上品なネロリを効かせた爽やかな香りは時間とともに移ろってゆき、オレンジフラワーやイランイランが織り成す甘くふくよかなフローラルからセンシュアルなムスクへと変化しながら、周囲に華やかで魅惑的な余韻を残してゆきます。
リリティー オーデトワレN バランシングシトラス
爽やかなミントや柑橘で、気分がすっきりリフレッシュできるような、シトラス・ハーブの香り。
爽やかなペパーミントとスペアミントにローズマリーの苦みを加えフレッシュなグレープフルーツ、レモン、オレンジのシトラスフレーバーが香り立つ清々しい香りです。
肌へ・髪へ・香り使用感レビュー
私はスウィートムスクとパウダリーハーブを購入しましたので、この二種類の感想になります。
スウィートムスクに関しては、やたらに売れていて最後の一つだったのでとりあえずゲットし、パウダリーハーブに関しては一目惚れならぬ「ひと嗅ぎ惚れ」でした。
肌に使用する場合
腰辺りにワンプッシュと、空中にワンプッシュして落ちてくる香りの下をくぐるように、頭から浴びると適度に香りがまとえます。
ワンプッシュは40㎝先くらいまで比較的細かいミスト状に噴射されます。
私は香水に関しては全般的にラストが苦なのですが、こちらの香水はトップからラストまでの変化がほぼ無いので、ラストに香りが変化してしまう事もほぼ無く快適にすごせています。
香りのとびは早いです。
重苦しくないので夏場も周りに不快感を与えず使用できる香りです。
香りが軽く爽やかなのでオフィスにも普段使いにも、さりげなく花を添えてくれます。
髪に使用する場合
髪に使用する場合は、毛先に使用しています。
毛先を持ち上げ広げてから、右、左、後ろの三か所に吹きかけます。
スプレーが比較的広範囲に広がるので三か所で充分です。
髪が揺れるたびにいい香りが広がります。
香りに関して
スウィートムスク:高級石鹸のような、いい香りのお花を匂った時のような、甘く女性的な香りです。ひときわ売れていたのもわかります。
パウダリーハーブ:この香りはかいだ瞬間、ひとめぼれしました。赤ちゃんのパウダーのような、柔軟剤のような何だか落ち着く香りでした。
バランシングシトラス:お店で試してみました。シトラスハーブはアロマディフューザーから香ってきそうなまさにアロマティックな落ち着く香りでした。
各種のボタニカル成分について
この香水を使用していて「パウダリーハーブ」に異様にハマっているので、
「ボタニカル成分に何か秘密があるのでは?」
と思い、各種のボタニカル成分について簡単に紐解いてみました。
スウィートムスクのボタニカル成分
ミュゲはスズランのことで、疲れを緩和させる作用があります。
ジャスミンは恐れや不安、悩みを和らげ感情のバランスをとり心にゆとりや歓喜を促してくれます。
ムスクは官能的な作用があり、心の奥まで作用し深い鎮静を与えてくれます。
疲労などのストレスの不調に作用。
パウダリーハーブのボタニカル成分
ネロリとは日本ではダイダイと呼ばれるオレンジから抽出される製油で、興奮と鎮静のバランスをとり、神経の高揚からくる不眠症や高血圧、動機、鬱、不安、緊張などを和らげます。
イランイランは心の鎮静と興奮のバランスをとる作用。
バランシングシトラスのボタニカル成分
ミントは活気と元気を与え集中力を高めます。
脳の活性化、呼吸器系、消化器系の不調、抗うつ作用や鎮静作用。
下記記事は、香水に興味のある方にとっては、とても画期的な購入方法となっています。
ひと瓶買っても必ず余らせてしまったり、高級香水を少量だけ買いたい方は、チェックしてみて下さいね。
あとがき
私は普段から重厚感のある香りが苦手なので、このオーデトワレはとても使いやすいと感じました。
香りの作用を読み解くと、自分がパウダリーハーブを嗅いだ瞬間に「ひと嗅ぎ惚れ」した事に納得しました。
私は普段自律神経が乱れがちなので、今の心情に合っていて、それを香りで自然に求めたと言うことになりますね。
「ボタニカルトワレ」ならでの香りの持つ力に驚かされました。
自分のピンときた香りで心情を占うのも楽しいかもしれません。
香りが苦手で自分に纏うことが苦手な方も、使いやすい香りになっているのでオススメです。(^-^)