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歯根嚢胞摘出術と抜歯体験談~かかった費用や、その後の経過について

歯根嚢胞摘出と抜歯を同時に行った時の体験談と、その後の経過の話になります。

これから摘出の手術を受けられる方の参考になればと思います。

歯の痛みのきっかけ

それは何の前触れもなく、まさに突然起きました。

「奥歯の超!激痛!!」です。 夕飯を食べている時に噛んだ瞬間でした。

その痛みは、まるで金づちで歯茎に釘を打たれたように、ズキーーーーンと脳天に走り抜けました。打たれた経験はもちろんありませんが想像です。

その後、ズキズキズキズキズキンズキンと短い間隔で猛烈に疼き出しました。

歯の痛みとしては、今まで感じたことのないレベルの痛みでしたので、その異変が歯に起きているのか、別の箇所なのかわからないくらいの痛みでした。

その夜は何とか我慢してやり過ごしました。

かかりつけ医を受診

診察台

翌日の朝一番でかかりつけの歯医者に電話をして、事情を話したところ「すぐに来てください」と言うことだったので、急いで飛んでいきました。

ちなみに普段、私は痛みには強く出産も経験していますが、声をひとつあげることもなく、助産師さんに「あなた強いわね〜」と言われたくらいなんですが、歯の痛みは何といいますか、、、神経に触れるからでしょうか、痛すぎて拳で壁を叩きつつ、違う痛みで歯の痛みをごまかそうとしたほどでした。

人間痛いところがあると、その部分を押さえ痛みを抑圧しようとしますよね。

しかし歯茎の場合硬いからなのか、押さえてもその甲斐なく、ズキズキとうづき倒す痛みに「お願いだから早く治ってくれ!」と願うことしかできず、「いったい何の呪い?罰?なんなの⁉」と思いました。

歯医者さんに「すぐに来てください」と言われた時の安堵感は、今でも忘れられません。

歯根嚢胞が発覚

痛みの走った歯は左上の一番奥の歯で、被せ物をしていて隣の歯とブリッヂをしていました。

外からの見た目では、虫歯の気配もなかったようで、レントゲンを撮って見てみると歯の根元に黒い塊がありました。

「膿が溜まって袋状になっていますねぇ。中を開けて見てみましょう。」と言うことで、治療を開始しました。

するとその歯は以前の治療で、限界まで歯を削り処置をされていたようで、中は齲歯で歯の根っこが炎症を起こし、奥で膿が溜まり袋状になっている状態でした。

それは「歯根嚢胞」と言う状態だそうです。

それ以上、膿が広がらないように袋状になるようです。人間の体の不思議ですね。

放置していると顎骨の変形や歯の喪失になるとの事でした。

歯根嚢胞の治療

歯科治療

とりあえず溜まった膿を出すために、歯茎を指で思いっきり圧迫されました。

「痛い」を通り過ぎて、もはや「痛くない」感覚に陥りました。

歯を温存しようと数日かけて、根管の治療を頑張ってくれましたが、この歯の現状では抜歯しなければならないということになりました。

痛みから解放されるのであれば、抜歯でも追歯でも何でもいいのでやってください!と懇願しました。

上顎と上顎洞はかなり近い場所にあり、上顎にできた歯根嚢胞による炎症は、時に上顎洞にも広がり急性副鼻腔炎や蓄膿症、頭痛症状を引き起こすこともあるそうです。

ちなみに私はそう言った症状はありませんでした。

と、言いますのも少し前に「扁桃肥大」で耳鼻科を受診したときに、特に異常なしだと言われていたからです。

そして歯科医の話では、普通の抜歯でしたらクリニックで治療可能ですが、この抜歯と嚢胞摘出に関しては、上顎洞に穴が空く可能性があるので、何かあった時の処置は大きな病院でしかできないとのことでした。

嚢胞摘出と抜歯を行う病院を紹介される

病院

歯科医に、「病院を紹介しますので、そちらで治療をしてもらって下さい。

おそらく最低でも2回〜3回は通わないとならないと思いますので、ご都合のいい病院を選んで下さい。」と言われ、三つの病院を紹介されました。

物事を決めるのに、こんなにも嬉しくない選択肢があるとは、なんたるこっちゃと思いながら、冷静に通院に便利で評判の良さそうな大学病院を選択しました。

紹介状を書いてもらい、予約をしてもらいました。

紹介先の大学病院を受診

職場から通いやすい病院を選びました。

受診初日

予約当日、受付に紹介状を渡し問診票を記入し、順番が来て通されたのが小さな部屋で中には診察台がありました。

歯の状態をチェックされ、紹介先からのレントゲンを見た歯科医が、CT をとって詳しい症状を見たいとのことで、CT を撮り再び小部屋で診察を受けましたところ、しっかり嚢胞が写っており抜歯と嚢胞摘出をしましょうと言うことで、手術に関する注意事項の説明を受け摘出術の同意書をもらい、20後日に手術の予約を取り帰宅しました。

歯根嚢胞摘出術、当日

歯の治療

いざ待ちに待った抜歯と摘出術の当日、もうとにかく早く抜歯してもらいたくて、待ち遠しくて仕方ありませんでした。

受付へ手術の同意書を提出し、待合室で待っていると名前を呼ばれ、受診初日とは違う扉へ案内されました。

その扉が開くと、歯の治療台が20台ぐらい横並びにズラッと並んでいて、圧巻の景色が目に飛び込んできました。

そして案内されたのは、一番奥の診察台でその道のりが異様に長く感じました。

もぅ、心拍数は上がりドキドキ状態です。

まず一番初めに麻酔をしますが、今まで歯茎に打ったことのない量の麻酔を打ち込まれました。

「今日行う治療の中で、これが一番痛いけど我慢して下さいね。」と言われました。

「気を楽にする魔法の言葉か⁉」と思いましたが、確かに、、、痛みに強い私ですが、それが一番痛かったです。

後はなんてことはなく、「口をひたすら開けておく」と言う課題をこなすのみです。

そして、麻酔が効き抜歯の開始です。しかしその歯はかなり削られていて、とても抜きにくい状態だったらしく、歯を割りながら行っていて悪戦苦闘されていました。

途中、診察台を何度か頭側に下げられて、「気分が悪くなったら言って下さい。」と声を掛けられましたが、歯の治療では体験したことがないほど、頭側に滑り台のごとく斜めに向いていたので、実際に頭に血がのぼりそうでした。

ツルツル生地の服を着ていたら、滑ってしまいそうでした。

上の歯なので、歯科医としては「頭を真っ逆さまにしたい気持ちになるだろうな。」と思いました。

恐らく抜歯に、20分以上かかっていたと思います。

歯科医

途中、違う歯科医が来て「まだ抜けないの?」と抜いている歯科医に問いかけていました。

それ、、、私が今一番聞きたい情報だったので、耳をダンボにして聞いていましたが、「半分は取れたが~」なんやらかんやらと話していたのですが、内容が良くわからずでしたが、ただ、てこずらせる状況だったのは伝わりました。

最後に歯が抜ける時は、歯茎から剥がれて取れていく感覚がわかり、よっしゃ!とれた!と思いました。

おそらく歯科医もそう思った事でしょう。

時間がかかっていたので麻酔が切れやしないかとヒヤヒヤしました。もしかしたら途中で麻酔を追加したかもしれません。

そして、嚢胞もうまく摘出できたようで、中を消毒し蓋をして終了しました。

治療後、抜歯及び嚢胞摘出が上手く行ったことや、嚢胞は病変の確定診断をするため病理検査に回すこと、術後の注意事項(うがいを勢いよくしない)などの説明を受け、抗生物質・痛み止め・うがい薬を処方され、次は経過を見るため10日後に予約を取り終了しました。

当分出血が止まらないと思うので、ガーゼを噛んでおいて下さいと言われました。

急激に出血したなど異変を感じたらすぐに連絡を下さいとの事でした。

帰宅するときは、運動をすると血流が良くなり、血が止まらなくなる可能性があると言われたので、家族の者に車で迎えに来てもらいました。

途中、出血がなかなか止まらず、噛んでいるガーゼが血まみれになり、途中コンビニでガーゼを買い噛み直しました。

病院で予備ガーゼをもらっておくと良いかもしれません。

帰っている途中は麻酔が切れてきて、じんじんズキズキと疼き始め、若干ですが歯茎も腫れ上がっていました。

帰宅後は負担の少なそうな、豆腐を食べて薬を飲み寝ました。

そして、翌朝には腫れも出血も治りましたので、ホッと一安心しました。

後は抜歯したところに、食べかすが詰まらないように気をつけることと、勢いよくうがいをしないで下さいということを守って過ごしました。

勢いよくうがいをしてしまうと、塞がろうとしているかさぶたが取れて、出血が起こってしまうからです。

10日後の経過診察

両手を広げた女性

10日後の診察の経過は良く、病理検査も異常なしで大学病院への通院はそこで終了しました。

ホッとして何やらスッキリした気分になりました。

その後

歯ブラシ

ここからは日にち薬で、2ヶ月ほどで抜歯後の穴も盛り上がってきました。

1ヵ月経過した地点で、かかりつけ医を受診しました。

一番奥の歯なので、そのままでも大丈夫でしょうということで、2年経つ今も抜けたままの状態です。

その後、少しずつ上の歯が動いてきていて、抜歯した隣の歯の隙間が広がりつつあるので、虫歯にならないよう丁寧な歯磨きと、歯間ブラシなどのケアに日々勤しんでおります。

私は、半年に1回歯のクリーニングに通って検診も受けていますが、それでもこんな事態に陥ったので今は3ヶ月に1回通っています。

歯根嚢胞摘出術と抜歯にかかった費用

かかりつけ医に7回通院の合計が4,450円

大学病院で初回の診断とCTで5,360円、2回目の手術で7,160円、3回目の経過診察で230円で合計12,750円

総額は17,200円でした。

あとがき

永久歯を失えば二度と生えてくることはありませんので、大切な歯を失わない為にも、定期的な歯科検診を受ける事が重要だと思います。

色々と痛そうな事を書きましたが、案ずるより産むが安しです。(^o^)

今から、歯根嚢胞摘出手術を受けられる方は、たった数十分耐えれば、痛みとサヨナラできるんだ!!と言う事を励みに、清々しい気持ちでのぞんでもらいたいです。頑張って下さい。\(^o^)/