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突然の発熱!症状の変化や感じたこと【新型コロナ検査体験談あり】

風邪

新型コロナウイルスの流行により、感染対策に力を入れて過ごすことが当たり前になりましたが、私は高齢の両親と一緒に暮らしていることもあり、日頃から感染予防には気をつけていて、外出もウイルスとの接触を避け、スーパーに買い出しに行く程度に留めて生活していました。

しかし、2021年3月末夕方、突然全身に悪寒が走り、熱を測ると37.0度…そこから、どんどん熱が上がり夜中には39度に。

それから日毎に症状は悪化し猛烈な咳にみまわれ、微熱もなかなか下がず発熱から8日後に新型コロナウイルスの検査を受けるも陰性…。

結局、「風邪をこじらせた」との診断で、熱が下がり咳が止まるまでに2週間近くも掛かってしまいました。

症状が新型コロナウイルスと酷似していたので、万が一を考えて入院の準備をしたり、部屋を隔離したり、父のデイサービスを断ったり、食料品を買い込んだりバタバタしたので、一連の出来事を備忘録として残したいと思います。

今、発熱しても病院では簡単に診察ができず、単なる風邪の場合でも、放置しているとこじらせて悪化することもありますし、またかかりつけ医がない場合、不安に思うこともあると思いますので、私がいざ発熱してとった行動、普段備えておいた方がいいと感じたことなどをお伝えしますので、参考にしていただけると幸いです。

突然の発熱!症状の変化や感じたこと【新型コロナ検査体験談あり】

風邪

私はここ10年くらい風邪もひいていなければ、職場でインフルエンザが流行ってもうつったこともなかったので、今回、感染予防していたにも関わらず、急に発熱して正直驚きました。

今は新型コロナウイルスの流行により、発熱した場合、直ぐに病院にお世話になることができません。

普段かかりつけ医がなかったり、どの病院に相談すればいいのかわからないのであれば、「発熱相談センター」に連絡、かかりつけ医がある場合は、まず電話連絡をして指示に従います。

私はかかりつけ医があったため、電話連絡の後、問診で処方箋をいただきました。

では、まず下記2点からお伝えしていきます。

  • 発熱2週間前からの行動。
  • 発熱してからのかかりつけ医とのやり取りの回数。

発熱2週間前からの行動

ウイルス

発熱する2週間前からの行動は、下記2点のみで、どこでどの段階で何のウイルスが体に侵入したのかは不明。

  • 発熱2週間前からの行動は、スーパーへの買い出し数回。

  • 近所の家電量販店に家の電話を買いに行き、1分くらい店員の人と1mくらい離れて話をした。

かかりつけ医への連絡

かかりつけ医

発熱してから症状が治まるまでの2週間で、かかりつけ医に連絡したのは計4回でした。

●1回目
1回目は発熱の翌日に、発熱したことや症状を伝える。胸の痛みや呼吸の苦しさはないことを確認されると、「家に風邪薬があるなら、飲んで安静にして様子をみてください。」といわれ、常備薬がなかったので、ない旨を伝えると解熱剤を処方してもらい取りにいく。

●2回目
2回目は発熱の4日後、熱は37度台ではあるものの、咳が出はじめていて喉が狭く痛かったので、その旨を伝えると「胸の痛みや呼吸の苦しさ、動くと息切れなどがないのであれば、風邪をこじらせていると思われるので、そのまま薬を飲んでもうしばらく様子をみてください。」といわれる。

●3回目
3回目は発熱の8日後、咳がひどく呼吸困難になったため、かかりつけ医に相談。ここで「新型コロナウイルスの検査を受けて下さい。」といわれ、その日のうちに予約が取れたので、紹介状を書いてもらい受け取りにいく。

●4回目
4回目の連絡は、検査結果が「陰性」と判明したので結果の連絡を入れ治療方針の確認。

「気管支拡張剤、咳止め、痰きりのお薬をしっかり飲んでいただいて、安静につとめてください。」とのことで、その薬を飲み始めて、徐々に咳が治まってくる。

では、次は発熱してからの症状の移り変わりについて、時系列でお伝えしていきます。

突然発熱してからの症状の変化

パルスオキシメーター

発熱して徐々に咳症状が悪化していったため、呼吸不全をいち早く察知するために、パルスオキシメーターを購入し、動脈血酸素飽和度と脈拍を測定しましたが、数値は常に98%で正常でした。

肺炎の一つの目安になるので、一人で療養中には心強い味方に感じました。

では、発熱初日から13日目までの、かかりつけ医とのやりとり、症状の変化、行動したことなどを時系列でお伝えします。

●発熱初日

18時ころ、咳が一瞬出て喉の痛み声枯れが起きる 。血圧を測ると150/80と、かなり高く異変を感じる。

18時30分、悪寒が走り熱を測ると37.4度、手足が氷のように冷たいので、ホットカーペットで温めるが足がなかなか温まらない。

普段、かかりつけ医があるが木曜日が休診のため、明日の朝イチに連絡しようと判断する。

19時30分37.7度。ようやく足が温まりだす。この地点でとりあえず新型コロナウイルスが頭をよぎり、入院の準備開始。

部屋を隔離。

21時30分38.5度。熱以外では喉が少し痛むが咳はなし。とにかくガタガタと悪寒が止まらない。ここ10年くらい風も引いたことがなければ、熱を出したこともなかったので、新型コロナウイルスを覚悟する。

23時00分39.0度。ガタガタ震えが止まる頃には、熱は39.0度を超えていた。

●1日目

  • 体温:朝38.0、昼37.4、夜38.2
  • 症状:倦怠感あり、ボーッとして喉が狭い、嗅覚味覚あり、咳なし、呼吸の苦しさなし。

朝イチかかりつけ医に連絡。

急な発熱と喉の痛みをうったえると、「高熱が続いているか?動いて息苦しさがないか?胸の痛みはないか?倦怠感や節々の痛みはないか?お腹は痛くないか?」などの聞き取りが行われる。

全てNOだったため、風邪と診断され、「家に風邪薬があれば、飲んで安静にして様子を見てください。」と言われるが、常備薬がなかったのでカロナールを処方してもらい、必死にとりにいく。

熱があるので外のインターフォンから声掛けをすると、個室に通され先生が問診。喉の痛みと熱症状を訴えると、「カロナールは喉にも作用してくれるので、飲んで安静にしてください。また高熱が出たらすぐ連絡してください、検査できるところを紹介します。」といわれる。

夕方カロナールを飲んだら、3時間で熱が36.6度まで下がった。

●2日目

  • 体温:朝37.3、昼37.6、夜38.0
  • 症状:倦怠感、つばを飲み込むと喉が痛くヒリヒリする感じ、咳はなし、鼻が垂れる。

万が一新型コロナウイルスで、自宅療養になると不安なので、パルスオキシメーターをネットで注文。

町内会の役員会議だったが欠席の連絡を入れる。

●3日目

  • 体温:朝38.0、昼37.4、夜37.4
  • 症状:ひどいのどの痛み、咳が少し出始める。

パルスオキシメーターが届く。

●4日目

  • 体温:朝37.5、昼37.1、夜37.7
  • 症状:喉の腫れは少しマシに感じる。夕方から寝付くまでの咳が猛烈に出始める。

病院に現在の症状を伝える。

「風邪をこじらせてると思うので、安静にして様子を見てください。」といわれる。

父がデイサービスに通っているので、万が一を考えて2週間休むと連絡。

高齢の両親に風邪をうつしてはいけないので、この地点で自分の自宅に帰って療養することに。

その前に、両親宅と自分の食料を買い出し。

このとき、万が一新型コロナウイルスだと大変なので、マスクを2重にして速やかに買い物を済ます。

夜に咳がひどくなり横になれない状態に。一応4時間は眠れた。

●5日目

  • 体温:朝37.1、昼36.8、夜37.3
  • 症状:倦怠感はましに。喉の痛みもマシに。しかし、咳が猛烈に出てしゃべれず喉はヒリヒリ、呼吸大きく吸うと咳込む。

夜中、かなりの咳き込みで眠れず。横になるとむせる。

●6日目

  • 体温:朝37.1、昼36.6、夜36.9
  • 症状:日中の咳は時折むせる程度。夕方から夜の咳がひどい。

朝イチ、咳と共に大量の痰がでる。出すぎて吐きかける。

黄色い粘度のある痰から白い泡状の痰が1時間くらい出続ける。

咳が減っている感覚があるので、このまま治まってくれるかと期待する。

日中、突然、むせるように咳き込むようになる。

右耳の後ろ辺りがズキズキした頭痛。

22時頃から咳が止まらなくなる。夜眠れない。

●7日目

  • 体温:朝36.8、昼36.8、夜37.1
  • 症状:日中、むやみに咳は出ないが、時折喉がくっつくような感覚になりむせ返る。大きな呼吸は肺が痛い感じあり、頭痛息切れなし、食欲なし、喉は全体に痛い。

朝イチ少し痰の絡んだ咳あり。

食後に気管支か食道かわからないが張り付いたようになり、猛烈にむせて酸欠状態になり手足頭がしびれる。

治まったころあいに水を飲んでみたら、胃から食べものが逆流して少し吐く、その後カロナールを飲み白湯を飲み続けたら落ち着いてきた、今までで1番強烈なむせ返りだった。

夕方は、咳が増えるがカロナールのおかげか夜中は鎮まり眠れる。

●8日目

  • 体温:朝36.4、昼36.5、夜36.5
  • 症状:朝イチかなりむせる。咳は時々出る。声がカスカス。

症状が治まらないので、かかりつけ医に連絡する。

私は普段から扁桃が慢性的に肥大して腫れているため、もしも扁桃炎になっていると、なかなか治まらないのではないかと思い、喉の診察をしてほしいとお願いしたが、発熱や咳症状があるとその診察ができないと言われ、この地点で、新型コロナウイルスの検査を勧められ受けることに。

当日予約が取れたとの事で、紹介状をとりにいく。そのとき、自分の咳止めや高齢の両親の持病の処方箋も、お願いしておいた(同じかかりつけ医)ので両親に届ける。

その後、13時に新型コロナウイルスの検査に向かう。その日の16時半以降判明するとのこと。

帰宅し昼食をとり処方してもらった咳止め痰切りを飲むと、恐ろしく眠気が襲ってきてウトウト眠りにつく。

ちょうど16時半に結果の電話がきて、「陰性でした。安心してお大事にしてください。これからはかかりつけ医で診察してもらってください。」とのこと。

そしてかかりつけ医に連絡、その後どうすればいいか確認すると、「処方した薬を飲んで様子をみてください。」とのこと。

かかりつけ医の医師や看護師さんに、検査の手配へのお礼を伝えて電話を切る。

夕飯後に、薬を飲むがまだ咳は止まらない。

しかし、夜中の咳は止まり、ほぼ連続で眠れた。

●9日目

  • 体温:朝36.4、昼36.7、夜36.8
  • 症状:昼の咳はだいぶ減る、夜には喉の痛みがかなりマシになる。

新型コロナウイルス検査も陰性だった安心感からか、薬からくる眠気のせいか、一日よく眠ることができた。

寝返りのときに咳き込む。

●10日目

  • 体温:朝37.0、昼36.8、夜36.7
  • 症状:咳はかなり治まる。痰の絡んだ咳。声がカスカス。

新型コロナウイルスの検査が陰性だったので、食料を買い込み両親の家に帰る。両親も一安心。

●11日目

  • 体温:朝37.0、昼37.0、夜36.8
  • 症状:朝イチむせる、日中の咳はほぼなし。急に動くと咳が出る。

喉の痛みまだ少しあり。その他の症状なし。

●12日目

  • 体温:朝36.4、昼36.4、夜36.4
  • 症状:日中の咳はほぼなし。話すと咳込む程度。

日中は気分も楽に過ごせるように。

●13日目

  • 体温:朝36.8、昼36.4、夜
  • 症状:喉の痛みはなくなる。咳は起き掛けに少しあり。声が普通に戻りつつある。

ようやくダルさがなくなり、普通の感覚に戻りつつある。まだ咳は完全には止まっていないので、もうしばらくかかりそう。

以上が発熱からの経過になります。次は発熱8日目に行った、新型コロナウイルス検査の体験談についてお伝えします。

新型コロナ検査体験談

新型コロナ検査

新型コロナウイルスと似た症状があったため、検査を受けることになったのですが、感染の疑いがあるので公共の交通機関は使用せず、自転車で向かったのですが、20分くらいかかり弱った気管にこたえたため、病院前で猛烈にむせかえり、ヒーヒー言っていると、蜘蛛の子を散らすように人が離れていき、新型コロナウイルスの妙な威力を感じました。

しかし、これが本当に新型コロナウイルスに感染している場合、街中にウイルスをまき散らすことになるので、恐ろしさも感じました。

そしてむせ返りながら何とか検査場所にたどりつき、問診票記入後、先に会計をしました。

その後、誘導されたプレハブに入ると、防護服を着た看護師さんがいて、医師とはリモート診察でした。しかし私はしつこくむせ返りすぎて何も話せずでした。

その後、検査の説明。検査の棒を見せながら「長い綿棒をこの辺まで(鼻に入っていく長さを指し示し)左の鼻の穴に入れてグリグリ回します。」とのこと。

顔を上に向け後頭部を押さえられ、鼻の穴に棒が挿入され、おそらく5回くらいグリグリと回されましたが、アッという間で痛くも痒くもなかったです。

検査は以上で終了。結果は当日に直接病院から携帯電話に連絡が入りました。

感想としては「申し訳ない…。」という気持ちが湧いてきました。

防護服に身を包み検査に手間や時間を取らせていることを痛感しました。医師や看護師さんが優しく声をかけてくれましたが、「すみません…。」と頭を下げることしかできませんでした。

絶対に体調を崩すまいと誓った瞬間でもありました。

かかった費用:初診料・医学管理等・検査料で合計2,540円でした。

発熱して感じたこと

風邪

発熱して感じたことは、「悪化する前に早めに症状に適した薬を処方してもらう。」ということが重要だと感じました。

私は咳がひどくなったとき、カロナールもあるし、大丈夫だろうと考えていましたが、このとき咳の症状をもっと伝えて、咳止めを処方してもらっていれば、悪化せずにもう少し早く治ったのではないかと思いました。

かかりつけ医なので相談しやすかったのですが、これが初めての病院だったり大きな病院ですと、連絡自体に不安を感じたり躊躇するかもしれません。

しかし、こじらせて症状が長引くと医療機関にも長くお世話になることになりますので、我慢できない症状が現れた場合は速やかに、症状の和らぐ処方箋をお願いした方が良いなと感じました。

発熱前から備えておけること

  • 風邪などの常備薬の用意。
  • レトルト食品などの備蓄。
  • ネットスーパーの利用。
  • 入院セットの準備。

あとがき

突然の発熱でしたが、このご時世ですので、発熱していても簡単に口の中を診察することもできず、的確な診察診断が難しいのだなということを実感しましたし、風邪を引けない世の中であることを肌で感じました。

ただ、風邪ではなく疲れなどで扁桃腺が腫れることで高熱が出ることもありますし、カビなどを吸い込んでしまい発熱する場合もありますので、そういった場合、きちんとした診断をしてもらえないと、症状がどんどん悪化するおそれもあるので、難しいところではあるなとも感じました。

私は急な発熱で、後に咳が悪化していきましたが、知り合いに似たような症状で、咳が悪化していった人がいて、カビを吸い込んだことが原因だったと聞き、自分の行動を思い起こしてみた所、発熱した日、久しぶりに浴室乾燥機を使用して、乾燥中に中で乾いた洗濯を畳んだのですが、その時、浴室にカビのような異様な臭いが充満していたことを思い出しました。

「もしかするとその時カビを吸い込んだのでは⁉」という疑問がわいてきましたが、今となっては詳しい検査もしていないので真相は闇の中です。

エアコンや加湿器、空気清浄機などのフィルターにもカビが発生するので、普段から掃除をしてカビを発生させないよう気を付けて、発熱の原因を一つでも減らし、医療機関にお世話にならないよう心がけようと思います。

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