春の自転車通勤、花粉症の人には過酷な季節となりますよね。
くしゃみや鼻水で大変な状態になる人も、多いのではないでしょうか。
自転車をガンガン漕ぐということは、花粉を含んだ空気の中に挑み進んでいく!と言うことになりますので、花粉になど負けないよう、しっかりと対策をすることが大切になります。
この記事を書いている私は、花粉歴25年のベテランで、毎日片道6 kmの自転車通勤を10年近く続けています。(^^;)
症状が少しでも酷くならないようにと、毎年行っている花粉対策をお伝えしたいと思います。
自転車通勤の花粉症対策!気を付ける事や、必須アイテムのご紹介
私は重度の花粉症のため、早めにアレルギー薬を飲み出すのですが、それでも症状は出てしまいます。症状としましては、くしゃみ、耳の奥や喉・皮膚の痒み、鼻水は自分の意思とは無関係に、水が滴るように垂れてきます。
目に関しては、白目がブヨブヨに浮き真っ赤に充血して、瞼は腫れあがり全体的にむくんだようになります。
ですので、花粉が納まるまでは気分も憂鬱で、モヤモヤとした時を過ごさねばなりません。
そんな症状のなか長距離自転車を漕いでいるので、花粉対策には気をくばっていて、そこまではひどく症状が現れないので、ある程度は効果があるのかなと思いますので、ぜひ取り入れてみてください。
花粉は容赦なくありとあらゆる、開いた個所から侵入してきます。
とにかくブロックすることが鍵となります。
マスク
花粉対策必須アイテムの定番!マスクは無くてはならない存在です。
選ぶのに迷ってしまう程、多種多様な商品がありますが、自分の顔のサイズに合ったものを選び、隙間ができないよう、正しく装着してください。
目薬を持ち歩く
目が炎症を起こした場合、目薬や専用の洗浄液で洗い流しましょう。
炎症がひどい場合は、眼科で処方してもらった方がいいです。
私は一度、白目が浮いて大充血した時に、夜間だった為、眼科は閉院していたため、ドラッグストアで薬剤師さんに相談し目薬を購入しましたが、用途が合っていなかったのか、目が開けないほど痛くなってしまい、翌日眼科に駆け込みました。
目が痒いからといって、目をこすってしまうと、網膜や目の周りの皮膚も傷ついてしまいますので、目をこすってはいけません。
耳栓をする
耳がかゆくなる場合、耳栓でふさぎます。
写真の様な本格的なものではなくても、ティッシュを丸めて詰め込めばOKです。
ワセリンを塗る
乾燥肌にもってこいのワセリンですが、鼻の穴の入り口に綿棒を使って塗っておけば、花粉を吸着してくれて症状がマシになります。
塗ると不思議と呼吸に潤いを感じます。
これはマメに塗りなおしていると、結構な効果があります。
小さな容器に移し替えて持ち歩くと便利です。
花粉専用メガネ
紫外線対策にサングラスがあるように、花粉にも専用メガネがありますので、おおいに活用しましょう。
私はこのメガネが有ると無しでは、症状がかなり違ってきます。
花粉が目に入り、開けなくなると本当に苦痛ですので、しっかり守りましょう。
長い髪は縛る
髪にも花粉はついてしまいますので、空気中に触れる面積を少なくしましょう。
髪は肩につく長さでも一本一本を広げると、畳み一畳分くらいあるそうですので、しっかり縛りましょう。
帽子をかぶる
帽子でガードしますが、ニット帽などの花粉が絡みついてしまう素材は避けましょう。
キャップなどの硬い素材が無難です。
髪の長い人は帽子をかぶる時、まとめた髪を中にしまい込んでしまえば、髪の花粉防御は完ぺきです。
ストールや衣類の素材
素材の中で、最も花粉が付きやすい素材は『ウール』で、逆に付きにくい素材は『綿やポリエステル』なので、ストールや衣服の素材にも気を付けて下さい。
花粉の付きやすい素材の衣類には、想像を絶する量の花粉が付着しますので、着脱時も舞い上がらないよう気を付けて下さい。
花粉ガードスプレー
顔や髪に花粉を寄せ付けないようにする、霧状のスプレーがありますが、私の周りの花粉症仲間で重宝されていました。
しかし私は花粉症の時期には、肌荒れを起こし肌が敏感になるので、スプレーが肌に合いませんでしたので、私のような症状のある人は、肌荒れが納まってから使用した方がいいです。
花粉症に良い食べ物を摂取
免疫機能を高めるためには、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることが大切です。
ヨーグルト、納豆、青魚(いわし、さば、さんま)、ブロッコリー、赤や黄色ピーマン、レンコン、アマに油、えごま油、ポリフェノールの高いチョコレート、アーモンド、きな粉、甜茶など。
健康は規則正しい生活と、バランスの取れた食事が大切ですので、毎日の食事に上手く取り入れて、腸の調子を整えアレルギーの緩和を目指しましょう。(^o^)
あとがき
春と言えば花が咲き乱れ、鳥や虫たちも生き生きと活動し始める、素敵な季節であるはずなのに、花粉症のおかげで地獄の季節になってしまう訳ですが、花粉など気にせず過ごすことが出来たなら、春がどれほど気持ちよく感じるのだろうと思うと、何やら人生損している気持ちになります。
今や国民の四人に一人が花粉症に悩まされている時代ですが、確かに周りを見ていても着々と増えてきているなと感じます。
増えてきたとは言え、花粉症では無い人は何ら対策をする必要はない訳で、当たり前の日常をすごされますので、自分がどれだけ花粉対策をしたとしても、無症状の人が普通に部屋に入ってくると、途端にくしゃみが出てしまいます。
なので、自転車を漕いでいない時も、色んな角度から対策は必要になってきますので、うららかな春が終わるまでは、油断せずにしっかり花粉対策をして、少しでも軽い症状を目指し乗り切っていきましょう。(^o^)丿