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「長期休暇の過ごし方」ヒマを持て余しているときに出来る事

2020年3月コロナウイルスが音もなく世界に猛威をふるい、テレビではその話題で持ちきりです。

社会的にもさまざまな影響が出てきています。その一つに「休校」という問題がありますが、子供にとって一日はとても長く感じる事でしょう。

そこで「休校中に出来る事」を考えてみました。

長期休暇の過ごし方

家族

「長期休暇の過ごし方」の話の前に、触れておきたいことがあります。

この記事を書こうと思ったきっかけなのですが、コロナウイルスの話題でもちきりのTVについてなのですが、報道はとても大切な情報源ですが、我が家の高齢の両親は毎日増えていく感染者や、亡くなっていく人の話題で心の中が不安でいっぱいになっています。

高齢者への配慮と子供への配慮は似た所もあると思いますので、その辺りのことをお話したいと思います。

両親の心情の異変の話になりますが、どちらかと言えば普段しっかり者の母が、不安からか記憶力がかなり低下してきていて、トンチンカンな事を言ったりしています。逆に普段から何事に関しても楽観視してのんきな父は、冷静に受け止めていて評論家のように分析し、私にコロナウイルスについて情報を教えてくれます。

本来なら逆の言動になるはずなのですが、これも不安からくる誤作動ではないかと思い、普段との様子の違いなどに注意をしながら異変を観察しています。

そして外出を自粛しているため、動きが少なくなると高齢者は筋力の低下が懸念されます。そうなると免疫力も下がってしまうので、家の中でも手足を動かすなどの運動をして、筋肉が落ちないようにすることも大切になってきます。

免疫力をあげるために食事にも気を使い、見えない菌に負けないよう体づくりにも気を配る必要もあります。

そんな中、高齢の父が「外に遊びに行きたい!我慢の限界だ!いったいどうなるんだ!」とイライラしているので、私は父に「小学生の子供たちだって、我慢してるんだから、大の大人がそんなこと言ってたらダメでしょう~」と話したのですが、その時ふと思ったのです。

お子様も口には出さないけれど、子供は子供なりに色々我慢したりしますので、当たり前の日常がそうではなくなった今、漠然とした不安を抱えているのではないかと。

不安はストレスにもなります。

そんな時、子供を守れるのは大人です。大人だって先の見えない事に関しては不安になりますが、今は冷静にしっかりと受け止め、家族で出来る事について考え、この時間がより一層きずなを深める時間になり、少しでも穏やかな時間になればいいなと思います。

「長期休暇の過ごし方」ヒマを持て余しているときに出来る事

家族

「長期休暇の過ごし方」についてですが、家の中ですと動きに制限がありますし、娯楽がどうしてもTVやゲームになりがちですよね。

すると視力低下や肥満傾向になるなど、二次的な問題が発生します。なるべく体を動かすことも意識して、下記のことで出来ることがあれば、ぜひ実行してみて下さい。

  • ラジオ体操を一日の中にちょいちょい入れる
  • 遠く離れている家族に電話をかけてみる(携帯からですと料金にご注意下さい)
  • 友達や家族に手紙を書いてみる(普段言えない事を伝えてみる)
  • なんなら未来の自分に手紙を書いてみる
  • こうなりゃ未来予想図を年表にしてみる
  • 良いことボックスを作る(誰かがいいことをしたら、それを書いて箱に入れ、1日の終わりに発表して家族で楽しむ)
  • 家族で楽しくお料理やお菓子を作ってみる(蕎麦やうどんを元から作る、その工程を学べる)
  • ペットがいるなら観察日記をつける(意外な事実がわかるかもしれない)
  • 種をまく(後に食べれたら最高)
  • 映画やドラマを見たら感想を言い合ってみる(感性の違いがわかる)
  • 難しめの折り紙を折る、なんなら自分で開発する
  • 絵を描いたり塗ったりする
  • スクラッチアートをする
  • けん玉を極める
  • 作詞・ 作曲をしてみる(意外な才能が芽生えるかもしれない)
  • なんなら絵本や物語を書いてみる
  • とことん家の掃除をする
  • 勉強で分からない所を学習し制覇する
  • なんなら先走って予習する
  • 皆で助け合いお手つだいをする

などなど、たわいないことですが、みんなで楽しく行ってその時間を宝物にして下さい。

スクラッチアートに関しては詳しいやり方を記事にしています。このスクラッチアートは無心になれて出来上がった時の達成感も味わえますし、ハマる人はハマる!アートになっています。ダイソーにも売っていますので手軽に始められます。

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あとがき

野球少年

私の家の近くには学校があるのですが、毎朝カキーンカキーンという軽快な金属バットの音が聞こえていました。

これがとても心地よく青春の音だなぁと、毎朝わたしは化粧をしながら聞いていたのですが、その音が全く聞こえなくなり、逆にいつもは生活音にかき消されている、鳥の美しいさえずり声が響き渡っています。

バットを振っていた青年は、きっと一日も早くまた校庭でみんなと一緒に練習をしたい!ともどかしい毎日を過ごしているに違いありません。

これだけ町から音が消えたということは、みんな家の中にいるという事なので、普段は日中バラバラに生活をしている家族が、突然、毎日が日曜日になってしまうことで、仲のいい家族でも限られた空間の中にいれば、普段は気にならないようなことでも、心に不安やストレスが溜まると、些細なことで言い争いになったりもします。

問題を一分一秒でも早く解決するために、まず家庭という社会の中で力を合わせ、そして外の社会に目を向けて、今、自分ができることをしっかり考え行動することが大切だと思います。

今は行動の自粛ということが感染を止める手立てなので、その限られた空間といつまで続くのかわからない時間の中で、不安やイラ立ちがつのるかもしれません。

しかし目に見えない小さなウイルスの猛威に、立ち向かうことができるのは人間だけです。一人一人の力は集まればとても大きな力になりますので、冷静に受け止め出来ることを考え協力し合い、この苦境を乗り越えて行きましょう。