私の部屋は7畳ほどで、部屋の壁2面を窓ガラスに占領され、壁面が少なく家具が設置できる面に限りがあり、そこに自分の生活用品全てを収納しなければならないのですが、上手く収まらず何とかならないものかと頻繁に模様替えをしていました。
しかし、どう模様替えしようとも何とも収まりがつかず、部屋がゴタゴタしていまして、仕事や家事を終え自分の部屋に戻っても、落ち着く事ができませんでした。
そんなある日、部屋の壁に並ぶ2つのメタルラックに目を向け、「発想の転換」を試みましたところ1つの案が浮かびました。
そしてメタルラックのDIYにより、問題が大解決したので、もしも今この記事をお読みのあなたが、私の様に「収納迷子」になっているとするならば、是非最後までお付き合い下さい。(^-^)
- メタルラックをシステムデスクにDIYする手順!画期的な空間に!
- メタルラックシステムデスクDIYの手順
- メタルラックシステムデスク完成
- メタルラックシステムデスク、見事に収まった配置
- 完成品使用時の注意点
- あとがき
メタルラックをシステムデスクにDIYする手順!画期的な空間に!
部屋には化粧台、パソコン台、ハンドメイドをするので、そのスペースも確保しなければなりません。
他にもタンスやTV、布団を敷くスペースが要ります。
これが何ともまとまらず、7畳の部屋ではいっぱいいっぱいでした。
今回、ラックに収めるものは『ノートパソコン、化粧台、ハンドメイド作成ゾーン、血圧測定ゾーン、DVD鑑賞ゾーン、文具』です。
これを1畳ほどのスペースにまとめます。
DIYシステムデスクの特徴
写真の様に、一畳ほどのスペースに収まる「システムデスク」に変身させます。
まずは、自分の納めたい物が収まりそうなラックを、同種類の物を2個用意し向かい合わせ設置します。種類が違うと高さが合わない為。
普通は広い面を壁につけておきますが、横の狭い方を壁につけて置きます。そしてその間に棚を橋渡しして机にします。
椅子は360℃回転椅子にすることで、前後左右と自由自在に向きを変えることが出来ます。この椅子が決め手です。
机になる部分に関して
私は安く仕上げたかったので部材を、ほぼ100均で揃えました。しかしこの場合、強度が無い為、手を置いて立ち上がろうとすると、バキっと机部分が折れてしまいますので、部材に関してはシナリの無い、しっかりした物を購入した方が良いです。
ホームセンターに行けば、120㎝や90㎝のしっかりした板が置いています。安い板なら1000円ほどで手に入ります。ホームセンターですと、木材のカットもしてくれますよ。
間に机を置いても良いのですが、私はラックの下の物を頻繁に取る為、机の脚が邪魔になると思い、このスタイルにしました。頻繁に取ることが無く不便でなければ、机を置く方が安定感があるのでそちらをお勧めします。
メタルラックをシステムデスクにする時の注意点
* 固定してしまうので、ふいにラックを動かそうとすると、机部分が破壊される事があります。
* 私の要領で机部分を作ると強度がありませんので、しっかりした部材を選択して下さい。
メタルラックシステムデスクDIYの手順
各部材の大きさは収納したい物の分量を見定めて、ラックと机幅をお決めください。ラックの高さがあればあるほど収納や飾り付けができて空間が有効活用できますよ。
しかし転倒問題が出てきますので、転倒防止策が難しい場合は、ほどほどの高さをお勧めします。
用意する部材
メタルラック2個、360℃回転椅子、角材3本、カラーボード黒2枚、透明の板、細いワイヤー、突っ張り棒
この記事で使用したシステムラック等の大きさ
ラック:【右側】高さ150cm、幅88cm、奥行45cm 【左側】高さ123cm、幅74cm、奥行34cm
ボード幅:90cm
椅子最大幅:55cm
用意する道具
ワイヤーをカットするニッパー、角材に溝を掘る為ののこぎり、両面テープ
作り方の手順
1.角材の両端の上下に深い溝(ラックの端に引っ掛かりをつける為)と、浅めの溝(ワイヤーで固定する為の溝)を作る。
2.深い溝を下にしてラックに橋渡しする。
3.ワイヤーで固定する。
4.三本とも同じように固定(※この時、上に置くボードの幅に合わせて固定する。)して、それぞれ端から端まで両面テープを貼る。
5.黒いボードを貼り付ける。
6.上の棚に突っ張り棒を、橋渡しして掛ける。
メタルラックシステムデスク完成
後は、使い勝手の良いように、箱などに物を入れ配置していきます。
メタルラックシステムデスク、見事に収まった配置
右のゾーンは化粧品ゾーン、DVD・CD鑑賞ゾーン。
棚の下には引き出しを置いて、文具や化粧品、書類を収納しています。
真ん中は、ハンドメイドゾーン、血圧測定速攻できるゾーン。
突っ張り棒にはポケット収納や、S字フックを使用し、ワイヤーネットを掛ければ、小物の収納幅が広がりますね。
左側は、パソコンゾーン。
棚の下にはハンドメイドに関するものが収納されています。
部屋の向こう側からは見えないように、目隠しをしています。
完成品使用時の注意点
システムラックに橋渡ししている板が、ギリギリ乗っている場合、システムラックが何かの拍子(※)で動いた際に落下する恐れがありますので、10センチないしは20センチ程度、橋渡しに余裕を持つことをおすすめします。
(※)システムラックにぶつかり動いた、地震で動いた等。
あとがき
このデスクを作ってから、自分が右や左に向きを変えるだけで、効率よく作業出来きますので時短にもなりますし、何より1畳ほどの省スペースに、自分の部屋での生活作業同線全てが収まり、部屋がスッキリしたことが一番良かったです。
「自分空間」と看板でもつけたいほど、お気に入りの空間になりました。
収納にお困りでしたら是非とも、素敵な「あなただけの空間」を作り上げてみて下さいね。(^-^)
追記:使用し始めて一ケ月が経過しましたが、使い勝手が良すぎてほぼここに座っています。
この空間に無くてはならない物は、回転椅子です。
回転椅子が良い仕事してくれます。
真ん中は少し暗くなりがちなので、おしゃれなライトをつけると良いかもしれません。
こちらの記事は、ドレッサーのみに使用していた時の記事になります。