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シューストレッチャーの使い方!放置時間や温める工夫、効果についてレビュー

シューストレッチャー

運動靴やパンス、購入時に試着した時はピッタリで良かったんだけど、日常生活で歩いてみると、靴擦れしたり外反母趾に当たって痛かったりで、下駄箱にお蔵入りして眠っていませんか?

その靴たち…シューストレッチャーで目覚めさせることができるかもしれません!

シューストレッチャーの使い方!放置時間や温める工夫、効果についてレビュー

私は右足が少し外反母趾の為、靴を購入する時は「痛くない」を前提に、右足に合わせて幅の広めの物を選んでいました。

しかしそれだと必然的に左足がブカブカになってしまい、両足に馴染み良い靴になかなか出会えずにいました。

ですので、お蔵入りのパンプスが沢山ありました。

「何とかしてこのパンプス達を履く事ができるようにはならないものか?」と、調べていましたら「シューストレッチャー」なるものを知り即座に購入しました。

そして試してみたところ、見事に履けるようになりました。

とても得した気分になったんです。

では、そのシューストレッチャーのご紹介をしたいと思います。

シューストレッチャーの使い方

シューストレッチャーの先端

  • このシューストレッチャーは、先の方に穴が数か所空いていて、その穴にプラスチックの突起物を差し込み、ピンポイント部分も更に広げる事ができます。
  • 幅と長さの両方を伸ばすことができます。
  • 注意点は素材が木で出来ているので、無理に広げて乱用しすぎると、木の部分が圧迫され過ぎて消耗してしまい、ストレッチャーの広がり具合が甘くなってしまいます。しかし靴には柔らかさのある木の素材が優しく滑らないと思います。

【 使い方 】簡単で原始的な方法です。

  • 特に広げたい箇所にプラスチックの突起物をさしこんで、そのまま靴のつま先までグイッと押し込みます。
  • そして反対側のレバーを持ち右に回します。
  • すると、先端に差し込んだ部分の幅が、どんどんグイグイと広がりがます。
  • 縦のサイズを伸ばしたい時は、真ん中のネジを左に回しカカト部分に圧をかけます。
  • 後は数日放置します。

外反母趾の私の場合

私の場合は運動靴を履いたときに、どのメーカーの靴も丁度縫い目が左足親指の付け根に当たって靴擦れになってしまうような足です。

シューストレッチャーを使用する時は、親指の付け根ラインの両側に、プラスチックを差し込んで伸ばしています。

そのポイント伸ばしで、たいがいの靴は履けるようになりました。

シューストレッチャーの放置時間や温める工夫、効果について

シューストレッチャーの放置時間や工夫について解説していきます。

使用した靴はパンプスです。

【 放置時間 】

  • 1日放置・・・パンプスにシューストレッチャーを挿入して、1日放置後に履いてみましたが、劇的な変化は有りませんでした。
  • 更に3日放置後・・・履いてみると「何となく広がったかなぁ」と言う感じで、これだと歩いていると痛くなりそうな気配がしました。
  • ここで下記の工夫を加え更に3日待つと良い感じに広がりました。。

【 工夫 】

ふと、普段伸びないゴムを伸ばす時に、アイロンで熱を加えてそのままグイッと伸ばし、固定して冷ませば伸びることを思い出し、その戦法でとりかかってみる事にしました。

さすがにアイロンは当てられないので、ドライヤーの熱風を靴の中と外に熱くなるまで当ててから、ストレッチャーを挿入するのですが、「もう失敗してもいい!この際、思い切り広げてみよう!」と思い、中のつま先部分にぎっしり新聞紙を入れて、そこにストレッチャーをグッと差し込み更に3日待ちました。

すると、見事に自分の理想通りに広がっていました。

だいぶヤケになり靴と格闘しました。

熱で柔らかくする事も大きく作用しますね。

ですので、靴の素材によりますが伸ばすのにかかる時間を平均すると

  • 自然放置ですと1週間
  • 熱を加え柔らかくすると、半分程度の日数

と言った感じです。

【 効果 】下記は実際に広げたパンプスになります。

 ストレッチャーを挿入した靴

柔らかいナイロン素材のパンプス・・・ドライヤーで温めてからストレッチャーを挿入すると、放置3日で広がりました。

 ストレッチャーを挿入した靴

硬めのナイロン素材や、フェルト調のパンプス・・・ドライヤーで温めてから放置1週間ほどで広がりました。

しかし上記のフェルト調パンプスは、素材がもともと柔らかかったので、1週間では広がりすぎてしまいブカブカになってしまいました。

※ブカブカになってしまった場合、中敷きを入れることでピタッとフィットする場合もあります!

【 広げる際のワンポイントアドバイス! 】

広げる際は、履いた時に痛い部分にセロテープや、マスキングテープで目印を付けて、そのラインを広げると、しっくりと馴染みよくはけると思います。

あらぬ所まで広げると、逆にブカブカになってしまいますのでご注意ください。

デメリット、失敗しても戻せない!

  • デメリットは何と言っても「広げ過ぎたら戻せない!」と言うことです。そこは最大の注意点なので、まずは失敗しても後悔のない靴で試された方がいいです。万が一広がりすぎた場合は、中敷きを入れると対処可能な場合もあります。
  • ストレッチャーが1つだけでは片足しかできない為、広げるのに倍時間がかかりますので2つあった方が便利です。
  • つま先までは広げることができません。ストレッチャーが届かない為、親指半分目辺りまでが広げられる目安になると思います。ですので、場所によっては広げられない事があると思われます。

メリット、買う靴の選択肢が増える

このストレッチャーがあるので、靴を購入する時は多少痛い箇所に当たったとしても、購入してから広げれば問題ないので、デザインの選択肢が増えました。

ただ、私の場合リーズナブルな靴しか買わないので、失敗を恐ることなくガンガン広げていますが、ブランド物や失敗したくない靴での使用は控えたほうが「後悔先に立たず」です。

※試される場合は、あくまで自己責任でお願い致します。_(._.)_

あとがき

私は痛くて履けない靴が8足あったので、シューストレッチャーが大変重宝しました。失敗して広げすぎてしまったヒールもありましたが、クッション性のある中敷きを入れてみましたら、とても歩きやすくなったので、結果オーライでした。

シューストレッチャーこれからもお世話になります。(^.^)

あなたも下駄箱でぐっすり眠っている靴があれば、試されてみてはいかがでしょうか。