私の部屋には着物を収納する婚礼タンスがあるのですが、なんとも大きくて圧迫感と言うか「威圧感」があり、婚礼タンスも古くもう着物も入っていないのでリメイクすることにしました。
大きさ 高さ210×幅106×奥行60
上記の写真はリメイク後です。
あっ、リメイクと言うほどのモノでもありませんが(^.^;
記事にする予定にしていなかったので、解体した部品の写真を撮っておらず、リメイク後のみの写真しかなく申し訳ございません…。
これから扉を外そうとお考えの方へ
外し方の手順
注意点
仕上がり
など参考になればと思います。
婚礼タンスの扉を外す!第二の人生プチリメイク方法
まず、全部を解体し廃棄ようとタンスと向き合ったのですが、なんせ巨大で重たく自力では歯が立たず、太刀打ちできそうにもありません。
リサイクルも考えたのですが、古く重い婚礼家具の引取は難しいようですし、一軒家の2階から降ろす事になるのですが、大きすぎて階段を通れず窓から降ろすと言う一大事になります。
お金を払ってまでは撤去する気はないので、こうなりゃもぅささやかに楽しくリメイクしよう!と試みる事にしました。
昔の婚礼タンスって、素材や作り、耐久性や機能性にすぐれていて、とても素晴らしく着物を収納•保管するには良かったのですが、今は着物も1枚しかないので、正直この大きさのタンスは必要無くなっていました。
外し方手順・注意点
もう何のためらいもなく、外せる部品はガンガン外していきました。
上部半分を締める観音開きの扉を外す。蝶番になっている部分のネジを外していきますが、高い位置で扉を支えながら外す事になるので、タンスから扉が外れる際に、扉の重みが急に手にのしかかる事になりますので、落下させたり怪我をしないように注意しなければなりせん。本当にかなり重いです。
一番上段の着物を収納していた引き出しを外す。
その下の4段の棚部分の引き出しを外す。ここには引出しが8つあったのですが、この引き出しがピタッ!と隙間なく収まるので、引き出すのに横に吸い付いているようで結構な力がいる為、躊躇なく取っ払いました。
この8つの引き出しだけでもかなりの重量があり、観音開きの扉はずっしりと更に重かったです。
空間に収納カゴを入れる
空いた空間に百均の収納カゴを、ふんだんに活用して小物を納めていきます。
それぞれの空間の高さ×幅×奥行きの寸法をメモして、最適に収まるサイズのカゴを購入しました。
上部のゾーンには大きめの収納袋と、コンバーススニーカーが入っていた箱で収納。
このコンバースの空き箱がしかっりしているので収納に便利なんです。
見た目もクラフトっぽくて可愛いですし、棚から取るときは横に空いた穴に指を入れて引き出しやすいです。
結構重宝してます。
引出し部ゾーンには百均のカゴ。
奥行きがあるのでカゴを縦に2つ並べてます。
すごい収納力となりました。
抜け感を残したかったので、あえて下2つの棚のゾーンはそのまま使いで、アクセサリーやメガネを置いています。
コルクボードにネックレスを写真の様に置き、選ぶときはボードを立てても落ちないように、安全ピンで吊るすようにしています。
そして、扉を外したネジ跡ですが、同じような柄のリメイクシートを切り貼り付けています。
この空間はアイデア次第で多種多様にリメイク出来ると思います。(^^)
何より上半分の扉が無くなり開放されると、抜け感が出て部屋が明るくなりました。
元々の色がダークブラウンなので、扉があった時の圧迫感は半端なかったです。
そして部屋に散在していた小物たちが、一気にこのタンスに集結し部屋はスッキリしました。
あとがき
やってみよう!と興味のわいた方は、取外す時にくれぐれも怪我をされないように御注意くださいね。
タンスは転倒防止の突っ張り棒をおすすめします。
去年大きな地震を体験しましたが、突っ張り棒のおかげで10センチずれた程度で住みました。
近所の方は食器棚やタンスが倒れて大変な事になっていました。
時代の移り変わりと共に新たに生まれゆくもの、そして廃れゆくものがありますが、工夫次第でまだまだ活躍できる事もありますので、物と向き合い耳を傾ける事で新たな使い道を見出してみてはいかがでしょうか。(^^)
その後、下部もリメイクしました。(^-^)