大阪のEXPOCITYにある「ニフレル」と言う水族館に行ってきました。
1日で全てを制覇するのは難しいほど、大きな複合施設のEXPOCITYですが、「ニフレル」はその中の施設の一つになります。
混雑状況や館内の様子、周りの施設のご紹介をいたします。
EXPOCITY『ニフレル』レビュー!土日祝の混雑、周辺の施設等
このEXPOCITYは大型の複合施設で、水族館の他にも様々な施設があり、休日は大賑わいになります。ですので、大型連休や学生さんの夏冬休み等は混雑します。
私は至って普通の平日に行ったのですが、幼稚園や学生の遠足の方がいらっしゃいましたが、混雑することもなく、ゆっくりと見学することができました。
平日が断然オススメです。
EXPOCITYの駐車場の混雑や、ニフレルのチケット売り場の待ち時間等は、ホームページから確認できますので、チェックしてみて下さい。
EXPOCITY内にある施設
三井ショッピングパークららぽーとEXPOCITY
NIFREL(水族館)
Redhorse OSAKA WHEEL(観覧車)高さ123m日本一で床は透明です。70mの太陽の塔が余裕で見下ろせる高さです。夜は夜景が美しい。冷暖房完備。
VSPARK(バラエティ番組に出演している感覚の楽しさを超えたスポーツ施設)
マルミエプラザ(映像や体験を楽しみながら気づきを学びに変える)
ひつじのショーンファミーファーム(体験型アミューズメントパーク)
アニポ(動物キャラクターの、移動遊園地をテーマにしたアミューズメントゾーン)
OSAKA ENGLISH VILLAGE(体験型英語教育施設)
109シネマズ(映画館)
全て入館料が必要となります。この盛りだくさん具合は、満喫するには1日では確実に時間が足りないです。
私は水族館を回るだけで、4時間もかかってしまいました。いや、これはじっくり見過ぎだと思いますが、じっくり派の方はEXPOCITY全制覇に5日くらいは必要だと思います。
弾丸派の方でしたら、朝から晩まで体力勝負で1日で制覇できるかもしれません。いや、、、、2日は必要ですかね。老若男女楽しめます。
すぐ側にある「万博記念公園」
モノレールを降りて連絡通路の坂道を下り左に曲がると「万博記念公園」があります。
太陽の塔が「いらっしゃい!」と言わんばかりに両手を広げ、お出迎えしてくれています。
とにかく広い!公園までゆっくり散歩しようものなら、毎日お仕事頑張るお父さんや家事を頑張るお母さん共に体力勝負ですね。行く前日は睡眠をしっかりとり、万全の体調で望んだ方がいいです。お子様は、はしゃぎ過ぎて帰り道は疲れてグッスリ眠る事でしょう。
そんな楽し気なこの場所は、もともと1970年に日本万国博覧会が開催された場所で、後に遊園地のエキスポランドと万博記念公園ができました。そして遊園地が閉園し、その跡地にEXPOCITYができました。
太陽の塔
万博記念公園には「芸術は爆発だーっ。」が、名文句の岡本太郎さんの作品の「太陽の塔」が結構な迫力と存在感でドドーンと立っています。
ふもとに行くとかなりの迫力で、その巨大さに圧倒されます。
この太陽の塔は万国博覧会の時にテーマ館の一部として建造され、人間の尊厳と無限の進歩、発展を表現したもので高さは70メートルもあり、両手を広げて聳え立っています。今は公園のシンボルとなっています。
太陽の塔は人間が悲しんでいる時も苦しんでいる時も、笑っている時も喜んでいる時もいつも変わらぬ安定感を醸し出し、広げた両手で包み込んでくれるように、優しく見守ってくれている存在です。
園内施設
その万博記念公園も一歩中に入ると、お子様の楽しめる遊び場がたくさんあります。
記念館やボートや自転車、アスレチック、足湯、子供の楽しめる遊具、ソラード(森の空中観察路)、季節の花々が楽しめる日本庭園や自然文化園など、これまた丸一日遊べます。
公園は木々は高くのび、野鳥もたくさんいます。広場もあるのでのびのびできますよ。
公園内には万博のパビリオン記念碑が86ヶ所あり、スクラッチブックを持って記念碑を探すオリエンテーリングができたりします。
木々が多く、ゆったりした時間が流れていてリフレッシュできます。
生きているミュージアム 「ニフレル」レビュー
海遊館がプロデュースした、『水族館、動物園、美術館』が融合した8つのゾーンからなり、生き物たちとの出会いで私たちの感性を呼び覚ます。と言ったコンセプトのミュージアムになります。
私は今回、この「ニフレル」のみを目指してエキスポシティに遊びに行きました。
順路ごとに回る
まず初めに、色にふれるゾーン→
わざにふれるゾーン→すがたにふれるゾーン→ワンダーモーメンツ→かくれるにふれるゾーン→
ワニさんはヌーンと立っていました。
みずべにふれるゾーン→
この写真の中に5種類くらいの動物が共存しています。みんな何気に仲間で集まっている様子が可愛いです。
色とりどりの綺麗な鳥が自由に飛び回ります。
ビーバーは水中に浮いている木を運んでいました。野生ではこうしてダムを作ります。
ペンギンさんは卵を温め中のようで、寄り添う様子が素敵でした。
うごきにふれるゾーン→つながりにふれるゾーン
と、沢山の生き物がいて、感性にふれる新しい体験がいっぱいできます。
ミニカバの赤ちゃん、ミニカバについて
最大の目的はミニカバの赤ちゃんを見ることです。「タムタム」と命名され、とてもとても可愛かったです。
「タムタム」という名前がピッタリでした。みずべにふれるゾーンにいます。タムタムは今現在15時までしか見ることはできませんので時間に注意です。
「ミニカバ」は「コビトカバ」と呼ばれていて、ジャイアントパンダ、オカピとともに「世界三大珍獣」とされ、カバの祖先の体型を残しています。その昔、野生でミニカバが発見された当初、カバの赤ちゃんと間違われたそうです。今は食用のための狩猟や生息地の減少、水質汚染により数が減り絶滅危惧種に指定されています。
普通のカバの体長は3~4m体 重2000~3500kg程あり陸上動物の中でも、カバはサイと共にゾウに次ぐ大きな体をしていて、大きな雄では体長が5mを超え体重は4500kg近くになるものもいるそうです。
ミニカバは親でも体長150〜175cm体重180〜275kgなので、その「ミニカバ」の赤ちゃんとなると、とてもかわいいサイズなのが想像できると思います。
が、しかし実物は想像を遥かに上回る可愛さでした。
見ている人々の開口1番は老若男女問わず、「いやぁ〜ん可愛い〜」でした。
今年の2月21日に産まれた「タムタム」。生後3日目で体長45cm体重6.5kgで、5月21日で3ヶ月を迎え今は約6倍ほどまでスクスクと成長しています!
水中では、お母さんの足元にゴロ~ンと転がってみせたり、大きな口を開けてお母さんに甘えると、お母さんも大きな口を開けて親子で口をパクパクして、お母さんの愛情にキュンとしました。
そして、お母さんと赤ちゃんのツーショットが微笑ましくて癒やされました。
ミニカバは普通のカバよりもフォルムが丸っこくて、イソジンさんのキャラクターのカバさんみたいな感じです。
カバの愛らしい姿はなかなか見る機会は無いので、長い時間水槽の前でとりこになり観察してしまいました。可愛かったです。
ホワイトタイガー
対面にはホワイトタイガーがいるのですが、今はタムタムが人気を博しているので、どうしても人だかりはカバの水槽の前に集まるので、時折「ガルルルルーッ」とうなっていました。ホワイトタイガーは美しいですよ。
大きいけれど動きは「猫」と同じなので、毛づくろいやじゃれる姿は見ていると可愛いです。
色々教えてくれる飼育員さん
飼育員さんに質問すれば、色々説明もしてくれますよ。動物が自由に動き回っているゾーンでは、安全を配慮されていました。
カフェ
ここのゾーンにはカフェがあり、サンドイッチやハンバーガー、スイーツやドリンク、キッズメニューも有り、美味しくいただく事が出来ます。
アクセスと入館料
年パスがあると様々な特典が受けれますよ。
連れの当日入館料が最大5名様までそれぞれ100円割引かれたり、EXPOCITY駐車場の駐車料金の無料時間がプラスされます。
カフェでコーヒーまたはソフトドリンク(¥350)を¥200でご提供してもらえたり、お土産コーナーではニフレルパスご掲示で5%割引(一部商品を除く)
海遊館入館料割引、志摩マリンランド入館料10%割引
あべのハルカス300(展望台)の16階チケットカウンターにてニフレルパスをご提示すると、ハルカスオリジナルグッズをプレゼントなど。とってもお得です。
あとがき
私は生き物が好きなのでとても楽しめました。色々な施設がありますので、予定を立てて行かれる事をお勧めします。特に土日祝は朝一から混みますので、お子様連れの方はお子様が疲れないように、休憩を取りながら楽しい一日を送れるよう、休憩場所もあらかた計画しておかれると安心かと思われます。
タムタムの成長もみたいので、次は年パス買って絶対にまた行ってきます。