神戸のポートアイランドにある「神戸どうぶつ王国」に行ってきたのですが、関西弁で簡潔に感想を述べるとすると・・・
「めっちゃ楽しかった!もっかい(もう1回)行きたい!」です。(^^)
じっくりと見て回ったので、気がつけば5時間も経っていました。
それには自分でもビックリです。
それでも全部を見て回ることはできませんでした。
しかし、知人は2時間ほどで回っていますので、動物への興味深さの度合で、所要時間に差が出ます。
そんな「神戸どうぶつ王国」の様子をお伝えします。(^-^)
「神戸どうぶつ王国」園内の様子(写真多め)レビュー、車椅子もベビーカーもOK!
通常動物園と言えば屋外になりますが、こちらの動物園は一部屋外もありますが、ほとんどが屋内になっており、雨が降っていても十分に楽しむことができます。
天井が高いので圧迫感はなく、ゆったりしています。
回る順路もきちんと案内があるので、迷わず無駄なく見て回れます。
車椅子ユーザーの母と入園しましたが、車椅子は園で借りることができました。
段差もないので問題なく、スムーズに回ることが出来ました。
車椅子で不便を感じる箇所が無かったので、ベビーカーにも優しい園内になっています。
普段の生活では決して出会えない、大型の鳥や動物たちを、間近で見れることがとても魅力的でした。
その近さはと言いますと、餌を持っていると大きな羽を広げ、腕にとまりに来てくれるので20㎝の至近距離です。
そして大きなくちばしで、小さな餌を器用にひとつまみし、食べる姿を目の真ん前で見ることができます。
神戸どうぶつ王国は、屋外にある通常の大きな動物園とは少し違っていて、一頭一頭がその動物に適した環境が作りこまれた、こじんまりとしたスペースの中にいたり、自由に放たれた状態のゾーンでは、ガッツリ触れ合う事ができるので、見る側との距離がとても近い素敵な「どうぶつ王国」だなと思いました。
なので、大型の動物に関しては限られた種類になり、ゾウやキリン、サイやライオンはいません。
一番大きな動物はと言うと、「ラクダ、ウマ、クマ、ピューマ」などですね。(^-^)
しかし、ゾウやキリンはいなくても、イベントや触れ合いなど大満足できる内容が盛りだくさんなので、とっても楽しくて気がつけば5時間がアッという間に経っていました。
動物の距離の近さゆえ、じっくりと見ることができるので、動物たちの動きや仲間とのふれあい方、寝ている姿など全てが可愛らしく、ずっと見ていても飽きないんです。
皆、優しい表情でゆったりまったりとしていて、極端に人間を怖がったりしていなかったので、飼育員さんが愛情を沢山そそいでいるのだろうなと感じました。
何度でも行ってみたいと思いました。
では、どうぶつ王国の動物たちの様子を、写真とともにお伝えします。
「神戸どうぶつ王国」の動物たちの写真や様子
南エントランスから入園しましたら、パッチリお目目のアルパカさんが出迎えてくれました。
おとなしくて、まるで大きなぬいぐるみのようです。
触ってみると、モフモフして温かい。
「ん?何これ⁉」ですよね。(^^;)
アメリカビーバーの仲睦まじい後ろ姿です。
南エントランスから入園して、右側に行くと直ぐ出迎えてくれます。
こちらが前向きです。
動きがとてもスローで、ゆっくりとした時間が流れています。
毛づくろいをしていましたが、短い手を丁寧にゆっくり動かす姿が可愛い!
こちらのアメリカアカリスはビーバーと打って変わって、めちゃくちゃ動きが速い!
目で追えないレベルの速さです。
素晴らしい身のこなしです。
ガラス越し直ぐに、アメリカクロクマを見る事が出来ます。
毛並みがツヤツヤで、一本一本まで見えます。
こちらは、フタコブラクダとウマです。
背中に乗ることが出来ますが、各回人数制限・年齢・体重などの制限があります。
休日は大活躍するのでしょうが、私は平日に訪れた為、ゆったりしていました。
こちら、ゴマフアザラシですが、何とも言えぬ体勢ですね。
注意喚起しているようで、笑ってしまいました。
餌をもらえるゾーンで、底に張り付き待機中。
こちらをジーーーっと見つめていて、ものすごく可愛い。(^^)
アカカンガルーが餌の販売機の前で、無言のアピール!
餌を購入してみました。
おとなしく、むしゃむしゃとアッという間に食べ終わります。
そしてこの表情。(´▽`*)
「ありがとね。」と伝わってきました。(笑)
触れることも出来ます。
優しく触れましょう。
毛並みは硬いのかと思いきや、ふわっとして温かいです。
少し離れた位置から見ていると、陸にいるケープペンギンが、おもむろに水に入ったかと思うと、目の前に泳いできてこの表情です。
きっと、餌をくれると思ったのでしょう。(^▽^)
めちゃくちゃ近くで見れるので、細部まで観察できます。
アメリカバク。
バクは夢を食べると言われていますが、見ている限りでは、ボーーーっとしていて、食べそうなイメージはなく、平和な空気が流れています。
カピバラ。
葉っぱの餌を与えることが出来ます。
ジワ~っと近づいてきて、ハムハムと葉を食べる様子を、目の真ん前で観察できます。
目が常に流し目状態のような感じで、色っぽいです。(笑)
じゃんけんのパー状態の手が可愛い。
小型のサルのコモンマーモセットです。
小さな赤ちゃんを背中に背負っていたので、警戒心が強く守ろうとしている様子がうかがえました。
顔が人間のようで、とても愛らしい顔をしています。
この空間に数種類の動物がいます。
わかりますか?探してみて下さいね。(^-^)
フタユビナマケモノは、微動だにせずひっそりと木に腰を据えていました。
ナマケモノの周りだけ、まるで時間が止まったかのようで、つぶらな瞳が「生き急ぎなさんなよ~」と語り掛けているようでした。
ベニコンゴウインコです。
カラフルでなんともオシャレ!
とても綺麗で、バードショーでも優雅に飛ぶ姿を披露して活躍していました。
上を見上げるとミナミコアリクイ⁉
枝の上で器用に寝ている。(≧◇≦)
まるでスクール水着を着たような、体のデザインが可愛い!
こちらヒロハシサギと言って、ペリカン目サギ科の鳥で、水槽の上に微動だにせず止まっていました。
見つけた時、ギョッとしたんです。
目が丸々と大きくて、シャベルの様なくちばしがインパクト大です!
絵に描きやすそうです。(^-^)
オオハシです。少し離れた場所に飛んできて、手に餌がないか首をかしげながらお伺いを立てて、無いと分かれば水に浮いている餌を、チラッとこちらを見ながら、これ見よがしに拾い食べる仕草を見せ、オオハシなりに餌を要求していました。
頭が良い!(^-^)
オウギバト。
見逃してしまいそうな場所に、ひっそりと居ました。
木々が沢山あるので、潜んでいると気がつかないまま通り過ぎてしまいますので、よく目を凝らして見て歩いて下さい。(^-^)
頭の羽根?かんむり?が一本一本が繊細で芸術的です。
ハイイロエボシドリ。
シンプルですが、良く見ると頭から胸元につながる毛並みのオシャレさ!
くちばしの黄色いアクセントカラー!素敵です。
グリーンイグアナや大きなビルマニシキヘビ(体調約4mで体重40kg!)もいます。
結構な大きさなので、動くところが見たくて粘って見ていましたが、なかなか動いてくれませんでした。
つぶらな瞳で可愛い顔をしています。
スナドリネコ。
べーーーーっと言う顔だけ載せときます。
可愛いです。(^^)
「ピョンタッチ」コーナーは、モルモットや色々な種類のウサギがいて、触れ合う事が出来ます。
「ニャンタッチ・ワンタッチ」コーナーでは、可愛い猫と犬に触れ合えます。
どちらも、開始と終了時間が決まっていて、休憩が間に入りますので事前に確認が必要です。
こちらは車椅子やベビーカーごとは入れません。
こちらのエリアでバードショーが行われます。
緑と蓮池のとても素敵な空間です。
こちらはアフリカの湿地に住む鳥たちです。
オシドリも真上から撮れちゃいます。
アカツクシガモ。
きちんとカメラ目線を決めてくれます。
温かみのあるブラウンがとてもシックで、くちばし・あし・尾羽が黒くなっていてオシャレです。
ヨーロッパフラミンゴ。
さり気なく真横にいます。
逃げも隠れもしません。
美しいフォルムで、淡いピンク色が綺麗です。
マガモは日本全国の川や湖にも、飛来してくるお馴染みのカモですね。
野生は遠く離れた所から観察しますが、ここでは川からヨッコラショと上がってきて側に来てくれます。
丸々してお尻フリフリ歩く様子は何とも可愛いです。
動かないと有名なハシビロコウ。
私が見ている時は、毛づくろい真っ最中で動き倒していました。
大きなくちばしの為、頭デッカチに見えてしまい、何ともユーモラスな表情にうつりますが、そのたたずまいは「さすらいの旅人」の様にも見えました。
こびないアースグレーのボディーも素敵でした。
フラワーシャワーエリアです。
緑豊かでとても癒されます。
ビントロングと言う、ジャコウネコ科の動物ですが、初めて見て衝撃を受けました。
何かと何かと何かを足して出来た!みたいな生き物で、ボーボーの毛むくじゃらの体と長いしっぽ、顔はクマの様で毛は長くなく、手がガッチリと大きいと言う、不思議な出で立ちに目が釘付けになります。
何故そのような形になったのか、生息地の状況にまで興味が湧きました。
安定の可愛さのレッサーパンダです。
完全にリラックス状態です。可愛すぎます。(*'▽')
木の上でまったりしていました。
ハクトウワシ。
木の先端に止まる姿が凛々しいの一言に尽きます。
オグロプレリードッグ。
全体が丸っとして、とってもチャーミングで、どの角度から見ても、表情や仕草が全て可愛いです。
クーガー(ピューマ)。
ずっと歩き回っていて、写真が上手く撮れませんでした。(;´Д`)
水を飲んだ瞬間を、何とか撮ることが出来ました。
のしのしとしなやかに筋肉を動かし、歩く姿がカッコいい!
お土産コーナーはぬいぐるみが充実しています。
気に入った動物のマスコットやぬいぐるみがあると、ついついゲットしてしまいます。(~_~;)
お菓子や文具、色々売っているので見ていて楽しいです。
こちらに紹介した写真なんですが、全体像は行ってからのお楽しみの方が良いと思い、動物にポイントをおいて載せています。
まだまだ載せきれていない、たくさんの動物がいますので、ぜひとも実際に遊びに行って、目で見て触れて楽しんで来てはいかがでしょうか。(^-^)
では、王国の詳細を、ちょっとしたポイントなどを織り交ぜてご紹介致します。
「神戸どうぶつ王国」の詳細
以前は「花と鳥」を中心にした施設でしたが、2014年にリニューアルされ展示動物の種類が増え、その動物たちと触れ合ったり、餌を与えたりすることができるようになりました。
なのでリニューアルして他の動物も増えると聞いた時、「鳥は一体どうなるのだろう」と心配したのですが、鳥と触れ合えるゾーンは健在でした。
大型の鳥が何羽も飛び交う姿がなくなっていたのは、なんとなく寂しい気がしましたが、その分、仲間入りした沢山の種類の動物が迎えてくれました。
では園の簡単な詳細や、様子を紹介していきます。
営業時間・入園料・駐車料金
平 日:10:00~17:00
土日祝:10:00~17:30
休園日:毎週木曜(祝日・春休み・GW・夏休み・年末年始は除く)
※冬季期間の12月~2月は営業時間が変更になります。
※入園締め切りは閉園30分前まで
大人(中学生以上) : 1,800円
小 人(小学生): 1,000円
幼児(4・5歳): 300円 ※3歳以下のお子様は無料
シルバー(満65歳以上): 1300円 ※公的機関の年齢証明提示
身障者と付き添い1名 : 半額 ※手帳などの証明提示
普通車(1000台駐車可能): 24h 500円
バ ス(35台駐車可能): 24h 2000円
土日祝の混雑について
土日祝、大型連休は混雑しています。(周りの知人は皆、日曜に訪れていて満員だとのことです。)
平日は観光バスや、遠足に出会わなければ、ゆっくりじっくり見放題です。
混雑していると動物の各ブース前に長居が出来ませんし、餌やりをしたい方は入園者の多い時ですと、動物もお腹一杯もらえている為、そこまで餌に夢中な感じでは無いです。
しかし、平日は動物からおもむろに「食べ物ある?持ってる??」と言った感じで、視線を向けてきてくれます。
完全に平日がねらい目になります。
アクセス
場所は神戸のポートアイランドにあり、先には神戸空港があります。
- 交通機関を使用しても、ポートライナーが真ん前まで運んでくれて楽々アクセスです。
- 車でも迷うことなく到着できます。不安な方は事前にバッチリ調べるか、ナビゲーションしましょう。
近隣には何がある?
隣に「IKEA」と「東京インテリア」があります。
帰りにお買い物も楽しいです。
エントランスは2か所
北エントランス・・・ポートライナーからのアクセスの場合
南エントランス・・・車でアクセスの場合
車椅子での入園について
車椅子の貸し出しがあります。乗車した母曰く、乗り心地も通常と変わりなかったとの事です。
段差のないバリアフリーなので、車椅子でも何の問題もなく見て回ることが出来ます。
休日で人が多い時は、動物のブースの最前列に行くのは大変化もしれませんが、介助者の方は人の流れに沿いつつ、頑張って前に行ってみて下さい。
私が訪れた日は平日で、老人ホームから来たと思われる高齢の方々が、車椅子に乗ってとても楽しそうにされていました。(^-^)
車いす用のトイレは、各エントランス近くと、屋外に一か所の三か所にあります。
バードショーが行われる観覧席には、車椅子専用のスペースがあります。始まる前にバッチリ陣取りましょう。(^o^)丿
食事は下記記載になりますが、お弁当を持ち込まれる場合、屋内は指定場所が二階のためご注意下さい。
食事(店)について
フラワーフォレスト(バイキング) : 美味しいバイキング料理を満開の花の下で、優雅に食べることができます。バイキングは楽しい!
ワイルドキャッツ( ハヤシ&カレー) : 屋外にありますが天候により屋内になります。
レトリバー(バーガーショップ) : パスタやホットドック、アイス、コーヒー。
アルパカフェ(軽食&ドリンク) : ボリューム満点のできたてオリジナルハンバーガー。
お弁当の持ち込みについて
お弁当の持ち込みエリアが決まっていて、屋外と屋内に一か所づつあります。
そんなに大きなスペースではないので、祝日は場所に空きが無いかもしれませんので、早めに食べると良いかもしれません。
ちなみに12月の平日に、屋外でお弁当を食べているのは、我が家族のみでした。(笑)寒いですしね。(*'▽')
各種様々なイベントについて
バードショーや、ドッグパフォーマンスショー、ペリカンのフライトショー、アザラシやペンギンなどのおやつタイムなど、楽しいイベントがぎっしりありますので、入園後すぐに「イベントスケジュール」のプリントで、園内の周り方をチェックしてみて下さい。
餌やりは、定員が決まっている場合もあります、皆さん時間前に並んでいましたよ。
アザラシへの餌やりは、小さなお子様も真剣な表情で、とても上手にアザラシへ「どーぞっ」をしていました。
バードショーについて
このバードショー、観覧に最高の席がありまして、観覧席の長い方の距離を鳥が端から端まで飛ぶので、飼育員さんが鳥をキャッチする短い座席側の、上段に座っていると鳥が飛んでくる様子を、頭スレスレに見る事が出来ます。
https://www.instagram.com/p/B60KjdGHuS3/
なので、真正面から飛んでくるか、飛んで行く後ろ姿を見る事になりますが、着地寸前の羽音やスピードが迫力満点ですよ。
長い距離側の席に座ると、鳥の飛ぶ姿を端から端まで横から見れるので、スピード感が伝わります。
頑張って飛ぶ様子を見せてくれる鳥たちには、感動して目頭が熱くなります。
とってもかしこくて可愛いです。
餌やりについて
小銭の100円玉を用意しておくと、スムーズに購入できます。
園内を回っていると、餌をあげられる動物の近くには、餌の販売があり小銭が大活躍します。(^^♪
もう楽しくてしかたありません。(^-^)
注意事項
動物と触れ合えるので、かまれたりつつかれることがありますので注意して下さい。
小さな動物が突然、足元にいる場合もありますので、園内は走らず歩いて回りましょう。
頭上を鳥が飛びますので、ウンチやおしっこに注意して下さい。
写真を撮るときはフラッシュ不可です。
小さなお子様から目を離さず、上記事項に注意して下さい。
あとがき
動物って本当に色んな姿形で、どうしてそんな形になったの⁉と不思議でなりません。
なので、じっくり眺めてしまい長居してしまいました。
そして、人間は何でこんな形なんだ!とこちらの疑問にも及んでしまいました。
生命って不思議です。色々考えさせてもらえました。
また、どうぶつ王国に行き、沢山の生き物たちから何か感じ取りたいです。