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家の鍵を無くしたときの行動手順【遺失物届提出や鍵屋探しの体験談あり】

家の鍵

家の鍵を無くした時、めちゃくちゃあせりますよね!

しかし、とりあえず落ち着いてください。

緊急事態で余分な文章なんて読んでいる時間がないと思うので、一連の流れを、目次トップの【家の鍵を無くしたときの行動手順】に、まとめました。

それ以下の文章は、実際に私の家族が鍵を無くしたときの体験談になりますが、鍵屋を選ぶ際、緊急であるがゆえに下調べの余裕もなく、言われるがままに代金を支払うことになり、ぼったくられることも無きにしも非ずなので、私の経験談もぜひ参考にしてください。

家の鍵を無くしたときの行動手順~遺失物届提出や鍵屋探し

  1. 落ち着いて探してみる。

  2. 最寄りの交番へ、遺失物届提出をする。

  3. 鍵屋へ依頼するときの賃貸・持ち家の各対処法。

  4. 鍵開け依頼をするときの注意点。

  5. 鍵屋を探すときの注意点。

順に説明していきます。

1.落ち着いて探す

カバンの中

まず落ち着いて、もう一度、身の周りを探してみます。下記も参考に探してみてください。

  • カバンの中や、衣服のポケット内。ポケットが破れていて、その内側に入っている場合もあるので手探りで慎重に探す。

  • 財布の中や財布の外ポケット。無意識にしまうこともある。

  • 自転車に乗っている場合、「自転車のカゴ」。引っ掛かっていることがある。

  • その日訪れた場所で、落としていそうな場所に心当たりがあり、連絡が取れる時間帯であれば聞いてみる。(店や交通機関、仕事先など。)

どうしても見つからない場合は、速やかに最寄りの交番に遺失物の届け出をしましょう。

手続きが終わり探せる時間帯で余裕があれば、自分の歩いたり行動した道中を探してみる。(夜だと暗くて探しにくい。)

2.遺失物届提出をする

最寄りの警察に「遺失物届提出」をします。手続きは15分ほどで終了。

交通機関で落としたようであれば、そちらにも届けておきます。

3.鍵屋へ依頼するときの賃貸・持ち家の各対処法

残念ながら鍵が見つからず、交番などへの届け出も終わったら、次は家に入る手段を考えなければなりません。

家の中に家族がいて中から開けてもらえる場合は問題はありませんが、一人暮らしの場合は誰かに鍵を開けてもらわなければなりません。

賃貸と、持ち家では対処が違ってきますので、それぞれ解説します。

賃貸の場合の対処

賃貸の場合、鍵は管理人の物ですので、無くした事実を伝える必要があります。

管理人に連絡すれば鍵を持ってきて開けてくれるか、提携の鍵屋を紹介してくれるなどして解決できる場合が多いです。

ここで夜中などで管理人と連絡が取れない場合、自分で探した鍵屋に『鍵だけ開けてもらい中に入る』という手もありますが(身分証明が必要です)、費用が発生しますし、それが高額であってもどこからも補償が無いかもしれませんので、鍵開けや交換に関しては大家さんとのトラブルの元になる可能性もあるので、契約書事項で確認しておくことをオススメします。

大家さんと連絡が取れたら、後は指示に従いましょう。

持ち家の場合の対処

持ち家の場合は、鍵開け依頼でも交換でも自己判断で良いので、その後は合鍵があれば使用するか、合鍵が無い場合や防犯面で不安があれば鍵本体ごと交換することになります。

しかし、自分で鍵屋を探すより、ハウスメーカーに連絡すれば、提携の鍵屋さんを紹介してくれて、比較的お安く済むこともあります。(私がそうでした)

また、家の火災保険などに、鍵のトラブルに関するサービスが付帯されている場合がありますので確認しましょう。

4.鍵開け依頼をするときの注意点。

緊急な鍵開けや交換時には、その家の住人であることを証明する必要があります。

そのために、顔写真付きの住所記載の証明書などが必要。

身分証明のない場合は、警察立ち合いで作業が可能です。

5.鍵屋を探すときの注意点

鍵屋探しについては、たくさんの業者があるので、2~3社は見積もりを取り落ち着いて比較するのがBESTです。

緊急を要するトラブルは、値段が少々高くても妥協しがちになるので、適切な値段の業者を見極めてから交換しましょう。

鍵の値段に関しては、セキュリティ効果が高くなればなるほど高価になります。

流れは以上になります。とにかく焦らずに落ち着いて行動してくださいね。

ここから以下は、私の体験談になります。余裕があれば読み進めて参考にしてください。

家の鍵を無くしたときの体験談

家の鍵

家に入ろうとしたとき、鍵の存在を見つけることができない場合、唖然…として途方に暮れますが、実際のところ途方に暮れている暇も、無くした自分を責めている暇もなく、速やかに次の行動に出なければなりません。

鍵を落としたときに、誰に見られ、拾われ、つけられ…と考えると防犯上の問題も出てきます。

我が家では高齢の父が、夜に鍵を落としてしまいました。

しかも、名前の書いてあるカードと一緒に落としてしまったので即、娘の私が警察に走りました。

その時の体験談になります。

●遺失物届提出をする
書類に記入

まず真っ先に最寄の警察に行き、落とし物として鍵が届いていないか確認してもらいました。

近辺の交番に連絡を取り、そう言った落し物が無いか確認してくれました。

一緒に落とした物や状況などについてを詳しく説明し、遺失物届けを記入、提出します。

身分証明書やハンコは不要でした。

遺失物の控えのナンバーを書いた紙を受け取り(地域によっては渡されない)、「遺失物の届けがあれば連絡をします。」とのこと。

届け出てから後に鍵が見つかった場合は、その旨を警察に教えてくださいとのことでした。

父はバスに乗ったので、バスの中で落とした可能性も高く、バス会社の窓口にも遺失物届けをしました。

●実際に探してみる
探す

警察の帰りに、落としたと思われる道のり(側溝、花壇、柵に掛かっていないかなど)を探してまわりました。

しかし、どこにも見当たず、誰に拾われて家に侵入されるかわからないので、鍵を交換することにしました。

●名前だけで自宅住所がヒットするかネットで調べてみる

名前の書いてあるカードと一緒に落としたため、インターネットで「住所検索」と入力し、名前を入力すると完璧な住所も電話番号も載っていて唖然としました。

名前の書いたものと一緒に落とした鍵を拾った人は、その家を突き止めることが出来てしまいます。恐ろしい。

その情報は消したいけど消せない模様です。

●鍵交換業者を調べて見積もを依頼
鍵屋

鍵を交換する為にインターネットで鍵屋さんのホームページから、3社ほどピックアップして問い合わせました。

現状の鍵はディスクシリンダー(昔からあるギザギザとした鍵)ですが、ディンプルキー(小さな穴が掘られている、防犯性は高め)にしたかったのでそう伝えました。

鍵

2社は大まかな金額のみ教えてくれましたが、「出張費と鍵本体で2万から5万で鍵にもよります。」とのこと。まさに“大まか”です。

防犯性の高い鍵になればなるほど値段は高い。

選んだうちの1社は「家に直接見に行き見積ります。」と言うことなので来てもらいました。

実は数年前にディンプルキーに交換したくて、ハウスメーカーに見積りをとっていた金額が3万弱だったので、それを目安にしていました。

これを知らなければ、高くついていました。

土曜の夜に鍵を落としたので、翌日はハウスメーカーが休みで連絡がつかないため、せっかちな私はインターネットで即座に来てもらえる業者を探しました。

●業者に見積りに来てもらった時の実際のやり取り
見積もり依頼していた鍵屋が到着するなり、「ディンプルキーですよね?」と言って、車の後ろに積んである鍵の山から選び出し、いきなり扉の鍵を外して新しい鍵を付け始めました。

「これは作戦か⁉」と驚きました。

以下、会話形式。

私「えっ?見積りお願いしてたんですど。」

鍵屋さん「そうなんすか?」と、取り付け途中の鍵を外そうとしたので、

私「それ、取り付けと本体でいくらですか?」

鍵屋さん「5万7千円になりますねぇ。」

《えっ?高すぎ》私の心の声

私「他の見積もりが半額なので、申し訳ないですが結構です。」

鍵屋さん「えっ、ほんとですか?」と、疑心暗鬼な表情だったので、見積書を提示すると、

鍵屋さん「わかりました。今回だけ3万でどうでしょう。」

《えっ、えっ?できるの?》私の心の声

私「では、緊急なのでお願いします。」

しかし、実際この金額は鍵屋は、赤字だと嘆いていました。

どこに依頼してもこの金額は厳しく、ハウスメーカーだからなせる金額だと言っていました。

他の鍵屋の確実な見積は出してないので真相はわかりません。

そんなこんなで交渉成立です。

●鍵交換に掛かる時間
時間

鍵交換にかかった時間は、上下タイプの鍵でしたが10分程度でした。

スムーズに行けば、到着から支払いまで20分ほどで終わると思います。

合い鍵4本付。

●支払い
カード払い

カード払いもできましたが、支払いは現金で済ませました。(ほとんどの業者はカード払いが可能のようです。)

●別の家の鍵も一緒に落としていた
家の鍵

実は落とした鍵には、もう一軒、別の家の鍵もついていたので、そちらの鍵も交換することになり、とりあえず私は鍵屋の見様見真似で鍵を外してみました。

●自力で鍵交換にチャレンジ
鍵の種類にもよりますが、オーソドックスなタイプで型番が合えば、鍵本体を購入し自分で付け替え可能とのこと。

ホームセンターやインターネットでも販売しています。

しかし、型番を間違えば不具合を起こすことがあるようなので、はやりプロに依頼した方が安心です。

チャレンジャーの私はとりあえず、自分で外せるのか?確認してみました。

上下タイプの鍵ですが、上は簡単に外れましたが、下が何やら特殊なようで途中で断念しました。

●ハウスメーカーに鍵交換依頼をする
もうひとつの家は、ハウスメーカーに連絡して、提携している鍵屋を手配してもらいました。

私が断念した下の鍵交換に1時間かかっていたので、自力では無理だと納得しました。

かなりのベテランの鍵師の方でしたが、特殊な鍵だったようで、部品にかなり細いものがあり、無理をすると折れてしまうらしく慎重に交換されていました。

このような場合もあるので、安易に自力ではやらない方が賢明です。

交換費用は、3万かかりませんでした。

合い鍵5本付。

2軒とも鍵が交換できて、これでようやく安心して眠れます。

●遺失物現る
そして10日後、「遺失物のお届けがありました。」と警察から連絡がありました。

遺失物届けを出したときの控えと、身分証明書を提示して、鍵とカードが帰ってきました。

どこに落ちてたのか聞いてみたら、バスの座席にあったとのことでした。

鍵を無くさないための対策

  • 鍵に鈴をつけておく。(落とした時に音でわかりやすい)

  • 鍵をキークリップなどで、カバンに留めておく。(100均に売っています)

あとがき

今回の鍵騒動では高齢の父が鍵を落とし、娘の私が色々と動いたり調べたりする事が出来たから良かったのですが、一人暮らしであれば交番に駆け込むことになり、鍵屋を呼ばれ緊急で鍵の交換となれば、高額でも言われるがままになるでしょう。

急遽、鍵屋を呼ばなくてはならない場合「しまった!安いところを調べておけば良かった!」と、後悔することになるので、この機会にぜひ近くの鍵屋や金額などをリサーチして備えてみてはいかがでしょうか?

鍵のレスキュー

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