ハンドメイドのアクセサリーを作る時の、ちょっとしたコツを紹介したいと思います。
指カンの使い方、Tピン、9ピンの曲げ方、輪の作り方
アクセサリーを作る工程で、難しいのは輪を作ったり、ピンを90度に曲げる時だと思いますので、良かったら参考にして下さい。
指カンの使い方
指カンは親指にはめます。丸カンの隙間を上にして、平ヤットコで右半分をはさみます。
丸カンの左側半分を、指カンの一番細い溝(お持ちの指カンと丸カンのサイズにより調節してください)に差し込みます。
平ヤットコで挟んでいる方を後ろ側へひねり、同時に親指にはめた指カンは前側にひねると、簡単に丸カンを開く事が出来ます。
丸カンは必ず前後に開くようにします。
ピンの曲げ方
上手く曲げれない場合は、定規や下敷き等の薄くて硬く平たい物を用意します。
定規ですとメモリ部分が斜めになっていると思いますが、先端が極力細い物が良いです。0.5mmくらいがベスト。
何度も曲げて慣れてくれば、道具は使わなくてもパーツを掴んだ感覚で、指が自然に上手く曲げれるようになります。
ビーズ部を定規のメモリ部分に引っ掛けるようにして、輪とビーズの間に隙間ができないように、ピン部分を定規に沿わせて、下にスライドさせながら、親指でしっかり押さえます。この時先端の輪の隙間は下に向けておきます。そうすることで反対側の輪を作った時に全体がS状になります。
ビーズ部分を、左の親指で下へ少し押し曲げます。
このくらい曲がればOKです。
写真4のように持ち、指でピンの端をグッと下に倒せば、ビーズの根っこから曲げることが出来ます。
輪の作り方
フライパンを持つ時のように丸ヤットコを持ちます。その状態でピンの先端をつまみます。
ビーズ部分をしっかりと左手の指で持ち固定します。
そのまま一気に手首を左に回転させれば輪が出来上がります。一気に回転させることが難しい場合、半分回転させたあたりで止めて、丸ヤットコを少しずづずらしながら輪を作って 下さい。そのとき下に押し付けつつ曲げていくと、出来上がりの輪が綺麗な円になります。
あとがき
私は趣味でハンドメイドイヤリングなどを作っていますが、もともと不器用な為、道具を駆使し何とか作っています。
しかし指からビーズが落ちてしまったり、ヤットコで挟んだ丸カンが落ちて「あああああああああ!」と叫びつつも楽しく作っています。(^^;)
参考にしていただければ幸いです。