寒い冬の室内の暖房器具についてなのですが、我が家は全員、エアコンや石油ファンヒーター等の温風が吹き出す暖房が苦手で、使用すると喉を傷めたり肺気腫の父は熱を出したりします。
その為、とにかく着込んで暖かくすると言う、原始的な暖の取り方なのですが、真冬はなかなかの寒さになるので、空気の汚れない小型のハロゲンヒーターを購入してみました。
家族が集まるリビングの広さは、12畳ほどですが、購入した商品は木造建築の断熱材有りの建物で、4.5畳を暖めるのが限界のようですので、
実際に12畳に使用してどのくらい暖まるのか?
かかった電気代
についてレビューしたいと思います。
ハロゲンヒーター使ってみた!電気代1か月8000円⁉意外と高めでした
購入したのは日立ハロゲンヒーター、型式HLH-HS306
足元の温めに丁度良い大きさのハロゲンヒーターです。
日立ハロゲンヒーター、型式HLH-HS306の詳細
【 本体寸法 】
43.8×幅33×奥行き22.1、重さ:2.3キロ、コードの長さ:1.5m
【 目盛 】
3段階:強(1000w3本全てのヒーターがつく)中(670w上から2本目までがつく)弱(330w真ん中の1本のヒーターがつく)
【 暖房の目安寒冷地は除く(強運転時) 】
断熱材なし:木造建築は約3畳、コンクリート建築は約4畳
断熱材有り:木造建築は4.5畳、コンクリート建築は約7畳
【 安全装置 】
転倒オフスイッチ:背面に付いています。本体が倒れたり、傾くと通電を停止します。
温度上昇防止サーモスタット:運転中にヒーターが勝手に切れたときは、このサーモスタットが働いている可能性があります。本体通気孔が塞がれていないか、本体周囲が囲まれていないか、他の暖房器具が接近していないか確認する。一度電源プラグをコンセントから抜き、本体が冷めてから使用する。
【 モーション感知センサー 】
本体の上側に赤外線センサーが出ていて、障害物が約3秒遮った時に、電源ランプが点滅し、運転停止します。継続して使用する場合は、スイッチつまみを「切」に戻してから、操作をやり直す。直射日光等の強い光に反応する事があるので、当たらない場所で使用する事。
ハロゲンヒーターを使ってみた!
まず熱の届く距離を測ってみました。
熱の届く距離
スイッチを、入れた瞬間から即座に熱いほどの熱気が照らし出されます。
暖かさが届く距離の限界を測ってみました。
弱で80センチ
中で160センチ
強で270センチ
設置場所、使用方法
設置場所は12畳の部屋の中央。
スイッチは「中」で使用。
足元を温めて使用。
室温の変化
朝、起きたとき室内は0度の時、「中」で使用していると、昼には自分の周りは17度、部屋の端は13~15度になります。
暖房の目安からすると、12畳に適応させるとしたら、3台ほど置かなければならない事になりますが、1台でほんのりと暖かく我が家では快適に過ごせます。
ハロゲンヒーター使用に関しての注意事項
父がスイッチを切らず、センサーに手をかざして切っていたので注意しましたが、高齢の父の側に置くので良かれと思い安全装置の付いたものを購入したのですが、目撃したときは「そんな使い方する?」と驚きました。
後、3時間タイマーで切れた後に、スイッチを「切る」に戻し忘れてコンセントを抜かないように気をつけなければなりません。
次にコンセントをさした時にスパークしヤケドやケガ、破損の原因になりますのでご注意下さい。
ハロゲンヒーターの電気代
1時間当たりの電気代はだいたい1000Wで約27円です。
1000Wで一日中(平均10時間)ほぼつけっぱなしでしたので、真冬の一か月の電気代は8000円くらいかかっていることになります。
これを高いとみるか安いとみるかは、他の暖房器具との兼ね合いもありますので何とも言えない所ではあります。
我が家はほぼエアコンはつけず、このハロゲンヒーターのみの使用でしたので、8000円の電気代でも高い!と感じはしませんでしたが、併用した場合は電気代は嵩むので、高いイメージがついたと思います。
まとめ
お値段は、家電量販店で9,000円くらいでした。
軽量で移動動も楽ですし、コンパクトで案外パワーがあるのでお値段には納得です。
高齢の父もセンサーに手をかざして切ろうとしていた初回を除けば、その後は難無く取り扱えていますので、高齢者にも難しい操作はありません。
空気も汚れませんので、この室温ですと加湿器をしなくても、適度な湿度は保たれている為か、我が家の場合、体調を崩す者は今のところいません。
部屋の中は季節で例えるなら「秋の終盤、散歩中に太陽の暖かさが、ほんのり体を纏う」と言う感じです。
この気温は、好きな季節と重なるので、快適さを感じるのだと思います。購入して良かったです。