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白目のゼリー状の出来物は「結膜嚢腫」だった!【治療実録体験談】

ある日突然、白目にゼリー状の出来物が発生⁉

何だか気持ち悪いし、ゴロゴロする…。

急にそんな状態になると「何か変な病気じゃないか⁉」と不安になりますよね。

私も始めて発症した時は、周りにそんな体験者もいなかったので、とても不安になりました。

私はもともとシェーグレン症候群(唾液や涙が出にくい病気)と言う持病があり、花粉の時期にはアレルギーも重なり、白目が浮いて全体にブヨブヨとなる事はありましたが、ゼリー状の不思議な物体は初めてだったのです。

ググっても体験などほぼ見当たらず、ますます不安に…。

この記事では、そんな方のために、発症から治療までの「実録体験談」をお話します。

白目のゼリー状の出来物は「結膜嚢腫」だった!【治療実録体験談】

目

ある日、突然、瞬きをしたときに左目にゴロッと突っかかるような異物感があったので、愛用している10倍拡大鏡で確認してみました。

すると白目にプクプクとしたゼリー状の小さなふくらみの集まりが2箇所に出来ていて、「何これ??気持ち悪ッ!!」と不安になり、即ググりそれらしき病名を見つけまして、治療体験談を探しましたがなかなか見つからず、恐れおののきながら眼科に行きました。

出来物を眼科で検査、診断結果

眼科に到着すると、まず眼圧や眼底、視力等の検査を行ってから、ゼリー状の物体の診察をしました。

診察結果は「結膜嚢腫だね。」との事。

私「何ですかそれ?聞いたことないんですけど‥‥。」

医師「放置してても問題はないんだけど、違和感あるなら切って出しちゃおうか?」

私「わかりました…。」

と、表面上は怖くなんてありません平気です( ・`д・´)←みたいな顔してましたが、実際は「えっ!?白目を切る?出す?えっ?帰りたい!来るんじゃなかった!時よ戻れーっ!戻れ戻れ戻れーーっ!」と出来もしない呪文を唱えるほどパニックが到来していました。

医師「針で刺して中の水をチョチョチョと抜くだけだからね。でも袋ごと取らないと癖になってまた出来るんだよね〜。」

と医師は更に私のパニックをあおってきたのですが、パニックは私を通り越し、置いてきぼりの私に残された選択肢はただ一つ、私の心の中を見透かした医師の眼差しから放たれた「観念しなはれ。」の呪文にかかるのみでした。

結膜嚢腫について

原因は炎症、手術や外傷などがきっかで、結膜上皮の細胞が結膜の内側に入り、その細胞が上皮下で粘液を産生してしまうことにより、嚢胞が形成されてしまう状態です。

医師曰く、治療は大抵は症状が出ないため、放置していてかまわないそうです。

しばらく経過をみていると消える場合もあるそうです。

見た目や瞼の開閉が私のように気になる人は、細い針で嚢胞を刺し貯まっている液体を排出する処置をします。

嚢胞は十字に切りしっかり開いてあげると再発しにくくなるそうですが、嚢は残っているため根治したければ、手術により嚢胞を摘出すると言うことになります。

結膜嚢腫の実際に行われた処置

眼科の機械

私の処置に話を戻します。

そこから、淡々と処置の準備が進みました。

まず目の周りを消毒して麻酔の点眼、台にあごをのせてオデコを固定し、更に背後から看護師さんに「動くと危険だから、後ろから頭押さえますね〜。」と優しい声の囁きとは裏腹の行動が施され、真正面の医師からは「ひたすら目は右側を見ていてください。絶対に正面を見ないことだけ心がけててね。」と言われ、もう「まな板の上の鯉」になることに心は揺るぎなく、しっかりと腹をくくりました。

くしゃみや咳にも注意が必要です。

そして、処置が始まりましたが、強い光が当たっていたのか何も見えませんし、感覚も無く何をしているのかさっぱりわからずでした。

瞼の瞬きに関してなのですが、医師が開いていたのか…器具で開けていたのか…記憶に無いですが、瞬き自体は気にせずで大丈夫でした。

治療の時間的には、おそらく3分くらいだったと思います。

この後、確か目を洗ってもらったと記憶していますが、すみません施術の前か後かが定かでありません。

目を洗うのも全く痛んだりしみたりもなく平気でした。

覚えていないあたり、初めての体験の為、かなり肩に力が入り、緊張していたことがわかります。

そして少し休んで会計をして、炎症止めの目薬を貰い帰宅しました。

処置をした箇所は、ウサギの目のように充血していましたが、2、3週間ほどで充血は小さくなっていき消滅しました。

目の治療って、力の入れようもなければ、動かしてもいけないので、恐怖心が半端なく沸いてしまいましたが、こちらが思っている程、気を付けることはないので、安心して治療にのぞんで大丈夫です。

父が白内障の手術をしたときも、「光が当たっていたのか、何も見えなかった」と言っていましたし、私が目に異物が混入してとってもらった時も、光が当たっていて、ピンセットが近づいてくる様子も、さっぱりわからなかったので、処置に関しては恐れることはありません。

再発が懸念されますが、そこから2年後に「ぷっくり」現れました!

「うわっ!出た!」と言った感じでした。

2年後、結膜嚢腫再発

がっかりする

そして、そしてですよ…。忘れた頃にヤツは現れたんです。(;´Д`)

2年目にして再発です。やはり嚢をとらないとダメなのか…と落胆です。

違和感を感じたのは、仕事中に突然でした。

今回も拡大鏡で見てみますと、ビーズのような膨らみがプクプクと3つ集まり、離れた箇所に大きめのが一つできてまして、「うわぁーっ、でたぁー!」と見なかったことにしたい所だったのですが、とりあえずなんとか根性で引っ込められないものかと、常にウィンクで瞼を閉じた状態を保ってみたり、恐ろしく早めに眠りにつき目を閉じている時間を長くしてみたりと、ささやかな抵抗をしてみました。

そしたらですよ、2日後に引っ込んだんです!消滅です。

「よっしゃーーーっ!!勝った!」と、喜んだのも束の間、翌日またジワッと現れまして、私の心を持て遊ぶこの嚢腫に翻弄されていましたら、時はGWに突入し眼科が長い休みに入ってしまいました。

眼科は休みでも私は仕事の為、バタバタと過ごしていました。

目は常にウィンク状態で、メガネ屋さんで販売されている、ゴーグルのようなドライアイ用のメガネをかけ、過保護に目を労りまくって過ごしました。

そして目の違和感にも慣れた為か、気にならなくなりアッという間にGWは過ぎ去りました。

結膜嚢腫が自然消滅⁉

GWが終わり眼科に行こうと思い、嚢腫をチェックしてみましたら、「ん?いない!」…嬉しいことにヤツは消えていました。

しかし、また出現するかもしれないし、次出たら眼科に行こう!と決意してから、早1ヶ月以上経ちますが、未だに現れる様子はなく過ごしております。

もしかすると、その時、花粉症で目がかなりの炎症を起こしていたので、角膜も弱り誤作動を起こしていたのかもしれません。

労ることで目が修復できたのでしょうか???それは定かではありません。

今回は消滅しましたが、きっとまた出現するでしょうから、その時は即、眼科に行きます。

目に違和感を感じたら眼科へ

今回私は嚢胞が自然に消えましたが、中には別の似た病気の可能性もあるかもしれませんし、自然治癒しない場合もあるようなので、異物が出来た時は速やかに眼科に行った方がいいです。

悪化してからでは、治癒も時間が掛かります。

目は見えないととても大変です。

この時、私は片目を閉じた生活をしていましたが、片方だけ見えていても感覚が全然違いましたし、そんなことをすると、もう片方の目にかなりの負担がかかってしまいます。

目は本当に大事なので、普段から酷使されている場合や、アレルギー、または埃っぽい場所にいる場合などは、花粉対策の眼鏡などで目を労わることをオススメします。

以上が私の結膜嚢腫治療体験談でした。

これから眼科に行かれる方は、「数時間後には解決だ!」と、明るい未来を想像し挑んでみてください。

あとがき

スマホ

現代人の日常はスマホ、パソコン、ゲーム等で目は酷使されていますので、ホットタオルで温めて血行を良くしてあげたり、休眼日を作り労るのもいいんじゃないかなと思います。

そんな事を書きつつ、ここまで読んでいただいた方には、目を酷使させてしまい申し訳ございません。(_)

眉毛の上下を人差し指と親指でつまみ、モミモミほぐすと、多少目がスッキリしますよ。(^^)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。\(^o^)/

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