初めて歌手のディナーショーに望みましたので流れを伝えたいと思います。
私が参加したのは、松田聖子さんのクリスマスディナーショーでした。
ディナーショーは高額なので、決して気軽に行けるショーではないですよね。
ですので、いざ行くとなれば、思い切り楽しまなくては損です。
チケットは破格ですが、それ相応の価値がありました。
私の座った席は、一番後ろから2列目でしたので、ステージから25メートル延びる花道の先端に聖子さんが来ても、顔は見えませんでした。
ですので、「双眼鏡を持参すれば良かった!」と猛烈に後悔しました。
しかし、全身から放たれる輝くオーラは半端なく、離れていてもしっかりと伝わりました。
では、体験した一連の流れをお話します。
ぜひ参考にしてみて下さい。
ディナーショーの服装や食事マナーなどについて実録体験談
私は今回初めてディナーショーに参加したのですが、右も左もわからずでしたので、「いったいどんなものなのか?」と、頭の中は?の嵐でした。
ですので、同じように初めてディナーショーに行かれる方の参考になればと思います。
現地への到着時間
私は1時間ほど前に到着しましたが、すでに沢山の方がロビーに到着されていて、ポスターと写真を撮ったりクリスマスツリーをバックに写真撮影をされていました。
みなさん思い思いにくつろがれていました。
クロークに荷物を預ける
ホテルに着いたらまずは、クロークにコートや大きなカバンは預けて、貴重品は自分で持っておきます。
引き換えの番号札を渡されますので、失くさないようにしましょう。
小さめのバッグに、貴重品や必需品を入れて会場に向かいます。
極小のパーティーバッグではなくても大丈夫です。
食事中はバッグを椅子の下の足元に置いたりしますし、グッズを買えばそれも手荷物になりますので、一気にまとめられる薄手の大き目の袋を準備しておくと、足元でごちゃつかないので良いかと思います。
薄着でも大丈夫?
ホテル内は空調が整っているので、薄着でも大丈夫です。
しかし寒がりな方は、ジャケットやショールなどを羽織っておくと安心です。
席によっては多少スーッと風を感じます。
私は、始終全く寒くなかったのですが、連れは半袖だった為か食事が終わってから、寒い寒いと寒がっていました。
チケット確認
荷物を預けたら、チケット確認をします。
予約名を聞かれるので答えます。
ウェルカムドリンク
そして、会場前でウェルカムドリンクが用意されていますので、遠慮なく美味しく頂きます。
立ったままラフなスタイルで頂きます。
これがまた美味しかったです。
ポスターと一緒に写真撮影
ポスターと一緒に写真を撮るために長蛇の列が出来ているので、撮る方は順番に並んでいると、ホテルの方が写真を撮って下さいますので、思い出に残しましょう。
グッズ売り場
グッズも色々と販売されていますので購入できます。
現金のみの取り扱いでした。(2018年)
買いたいグッズが有るのに、お金が無いと悲劇なので、現金は用意しておいた方がいいです。
私はファーのバッグと香水、クマのチャームを購入しました。香水がとてもいい香りで、すごくお気に入りになりました。
赤いスイトピーも売っていましたよ。
名曲「赤いスイトピー」を歌われる時に、皆さん、ゆらゆらとスイトピーを曲に合わせて振っていました。
ディナーショーの会場へ入場
そうこうしている内に、時間になり開場されますので、扉前に立つ係の人にチケットを見せて席に案内してもらいます。
座ると直ぐに飲み物を聞かれますので注文します。
そして、間もなくするとディナーが運ばれてきます。
一品食べ終わるとスムーズにお皿は引かれ、次の料理が直ぐに運ばれてきます。
とても、美味しく頂きました。
会場内の撮影に関して
ショーが始まるまではスマホでの写真撮影は可能ですが、ショーが始まってからは撮影不可になります。
双眼鏡
双眼鏡やオペラグラスを使用している方もおられました。
私は持って行かなかったので、猛烈に後悔しました。
歌手の方が席を回りながら歌ってくれると言うスタイルでない場合、後ろの方の席ですと見えませんので、双眼鏡やオペラグラスを用意しておいた方が良いです。
食事マナー
「マナーが全然わからない!不安だわ…。」と思われている方もいらっしゃると思います。
しかし通常のディナーと違い、ディナーショーの始まる前に1時間で食べ終えなければならないので、マナーがどうとか他人を気にも留める間もないので、多少間違えたとしても食器の音がたってしまっても、誰も気にしてない様子でした。
実際に私も全くマナーはわからなかったので、フランス料理のマナーについて、多少調べて頭に入れてから望みましたが、それで大丈夫でした。
出てきた料理に対して、端からフォークとナイフを使用していけば何とかなります。
皆さんパクパクとスピーディーに食べていましたし、飲み物やパンに関しても、ウエイターさんがこまめに「如何ですか?」と伺いを立ててくれました。
そして、ディナーが終わるとショーまで少し時間がありますので、お化粧室に行っておきましょう。
ショーの途中に乾杯をするので、食事を終えても乾杯用に飲み物を置いておいた方がいいです。
ショーの始まり
そして時間ピッタリに、ショーが始まります。
1曲目から即感動し、号泣してしまいました。
涙がホロリと言うレベルではなく、オイオイと嗚咽級の号泣です。
周りの方に迷惑が掛かると思い、必死に堪えましたがあふれる涙は止められませんでした。
しかし、聖子さんの素晴らしい歌声で、結構な嗚咽音は見事に包み込まれ、泣いても大丈夫でした。
周りの方も涙されていました。
感動しすぎて過呼吸になりそうで、ジタバタしてしまいました。
歌がとても上手く声が最高に綺麗で可愛くて、一言一言が丁寧に音に乗って心の中に沁み込んで、体中に広がりました。
まさに鳥肌物で本当に素敵でした。
花道近くの席だったとしたら、私はどうなっていたか想像がつきません。
後ろの方で良かったと思うほどの、気持ちの収集のつかなさでした。
大きなコンサート会場では味わえない、独特の空間でした。
ディナーショー終了
ショーが終わり、クロークで荷物を受け取り、夢の一時は終わりとなります。
クロークも混み合いますので、ディナー会場から時間をずらし少しゆっくり退場すると混雑を避けられそうです。
ショーが終わっても、グッズ販売は続行していますので購入も出来ました。
ディナーショーへの参加の服装について
ホテルのディナーにはドレスコードがあります。
フォーマルな装いにすると浮きません。
殆どの方が披露宴に出席できるような服装でした。
超ミニスカートや、肌を露骨に露出するのは好ましくないかもしれませんので、その歌手の方のディナーショーの服装をチェックしてみると参考になると思います。
実際のところは着物の方、ロングドレス、膝丈のワンピース、ひざ上10㎝くらいのミニスカート、コスプレの方もいらっしゃいました。
皆さん、ヘアもセットされて綺麗にドレスアップされていました。
色は黒率が高かったです。
私は上記写真左の、黒の総レースのワンピースに、グレーのファーを合わせて高めのヒールを履いていきました。
久々にヒールを履いて、窮屈に感じてしまいました。
男性の方は、スーツの方が多く見受けられました。
とてもオシャレをされているダンディな紳士の方が、多数いらっしゃいました。
上記のようなドレスの方もいらっしゃいました。
頭の先からつま先まで揃うので便利ですね。
参加者の年代
参加されている方の年齢層は、見たところ30代から60代の方が大半を締めていると思われました。女性の方が多かったように見受けられました。
カップル、夫婦、親子、友達同士、お一人で参加の方もいらっしゃいました。
来年は私もお一人様で参加しそうです。
絶対に行きます。
あとがき
ディナーショーはコンサートと違い、歌手の方との距離がかなり近いですし、歌声もビシビシと全身に浴びることが出来ます。
赤いスイトピーを歌われた時、会場にもマイクを向けてくれて皆で合唱しましたが、それまた感動的でした。
ショーの時間は1時間と短いですが、憧れの大好きなアーティストを、直ぐ側に感じることができて感動や幸せを得られ、また来年も1年頑張ろうと思う気持ちをもらえて、満足感は大量に手に入れることができます。
ファンにとっては最高のクリスマスプレゼントです。
1度は行ってみたいと思っていたディナーショーでしたが、行って本当に良かったです。
お隣の席のおじさまは、奥様にねだられてディナーショーをプレゼントされたそうです。
費用がなかなかのものですが、一年頑張った自分へのご褒美に有りだなと思います。
これから参加される方は、思いきり楽しんで来て下さいね。