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親の通院の付き添いと仕事の両立は大変!工夫やメンタル体験談

通院

高齢の親の通院の付き添い…大変ですよね。

通院の数が多いと自分の仕事に支障をきたしてしまったり、待ち時間が長かったりするとホント疲れます…。

私も親の通院に付き添っていますが、けっこう疲れてます。

そこで、この記事では仕事を持っている私が、高齢の両親の通院の付き添いや介助、仕事との両立の難しさについて思うことや、工夫していることなどについてお話したいと思います。

同じような立場にいる方の参考になれば幸いです。

親の通院の付き添いと仕事の両立は大変!工夫やメンタル体験談

高齢者

私には高齢の父がいますが、数年前から耳が遠くなりつつあり、様々な場面で他人の言葉が上手く聞き取れなくなっていて、病院での医師の説明に関しては、ほぼ理解できなくなっています。

聞いているのかと思いきや、適当にハイハイと返事をする始末で、注意事項を理解できていなかったり、診察室に呼ばれる名前も耳に届かずスルーしている為、どうにもこうにもならず診察には娘の私が毎回付き添っています。

しかし普段仕事をしていると、頻繁に休みを取ることができないため、仕事と介助の両立の難しさについて壁にぶち当たりますよね。

父は眼科と呼吸器科に通院していたのですが、泌尿器科にも通わなければならない状態になり、この3科をバラバラに通院するとなると、かなりの時間が必要となるため、仕事との両立が困難になってきたので、病院を一本化することにしました。

工夫:通院を総合病院に統一

病院

通いなれた病院から転院することで、親も不安に思うこともあるでしょう。

しかし、「一緒に通うんだから心配しないでね。」と励ましながら、転院の手続きをしました。

まずは個々に通っている病院で、総合病院宛に紹介状を書いてもらいました。個人病院から総合病院へ転院する旨の連絡と、予約を入れてもらいます。

そして紹介状を書いてもらい、3つとも同じ日に予約を依頼します。

最後は「今までお世話になり有難うございました。」とお礼を述べて、いざ総合病院へ。

総合病院へ受診

総合病院

当日、受付にて紹介状や保険証を渡して、問診票に必要項目を記入し、3科分の予約票を持ち順序よく回っていきます。

問診票は受付だけでなく、各科でも記入しなければならない病院もあるので、あらかじめ現在服用している薬や病歴をまとめておくとスムーズに記入できます。

予約は午前9時から30分毎に刻まれていました。

しかし…全く予定時間通りには事は進まず、受診が終わったのは午後1時前でした。

初めての時は各科で検査を行うので、かなり時間がかかりました。

次の科の予約時間をオーバーしてしまっても、順番に回れば良いとのことで、地道に指示通りに検査の流れに従い診察をしました。

次回の予約も全て同じ日に揃えて予約します。

そして3つの科の診察が終了し、会計を済ませ次は院外処方の為、少し離れた薬局で薬を頂かねばなりません。

これまた時間がかかり、全て終わったのは2時くらいでしたので、合計5時間くらいかかりました。長っ!

しかし、これは初回のみで、次からは2時間程度で済みました。ですので、やはりまとめた方が断然時短です。

仕事を休むのも1日で済み、病状が安定している為、3ヶ月に一回の受診でいいとのことなので、付き添う私も本人も病院にかかる時間的負担はかなり軽減されています。

総合病院では、かかりつけ医を推奨していますので、本当は近所にかかりつけ医を持っている方がいいのですが、それですと付き添う側が困難になりますので、まとめて1日で診察してもらえるのはとても助かっています。

しかし、待ち時間は長くなりますので、親の体調に気を配りながら診察に望まなければなりません。

それで疲れ果ててしまい、具合が悪くなってはいけませんし、総合病院は患者さんも多いので様々なウィルス菌もありますから注意が必要です。

通院が増えてしまう

思いふける女性

その後、父は更なる病のリウマチを発症してしまいました。

もぅ、何ということでしょう!リウマチは発症したては、細やかな経過観察が必要な為、マメに通院しなければなりません。

総合病院は午前診療のみのですので、通うとなると頻繁に仕事に穴を開けることになる為、夕方診療を行っている近所の整形外科に通院することにしました。

自分の持病の定期通院と、母の持病の定期通院もありますので、もう病院三昧の日々になっています。

「病院三昧」等と言う言葉を発する時が来るなど、2年前は思いもしませんでした。

私は運転免許証を取得していないので、通院はタクシーになるのですが車が運転できたらなぁとつくづく思います。

しかし、まぁ無ければないで何とかなるものです。

病院の付き添いと仕事の両立は難しい

難しい

実際のところ高齢の親の介助や通院と自分の仕事の両立は、なかなか難しいなと感じます。

意思疎通がうまく行かない日もありますし、疲れ果ててしまう日もあります。

しかし、いつも気持ちを前向きにし、今、親に出来ることを一所懸命に頑張りながら日々暮らすことを心掛けています。

私は今は病院の付添いや、ちょっとした身の回りの手伝いのみですが、実際に介護をされている方は本当に大変だと思います。

私も少しだけ介護をした時期がありましたが、子育てと仕事もあり、「身体が2つ欲しい!」と何度も思いました。

体力が要りますし、自分が病気をする訳にも行きませんし、何よりそこには無償の愛が必要であります。

そうはわかっていても様々な状況下の介護で、自分が辛くなる時もありますし、イライラしてしまう時もあります。

だけど、そんな時、何処かで同じように頑張っている人、仲間がいる事を思って、自分一人だけじゃないんだと、力に変えていける世の中になればいいなと思うのです。

メンタル面について

手を広げた後ろ姿

頑張りすぎてストレスを溜め込むことは、体に良くないですし、イライラはもっと心身ともに負担を与えます。

ですので自分の楽しみやストレス解消をうまく行い、自分自身を大切にする事を心掛けることが、他者への思いやりも生まれやすいと思います。

私は、イライラしまい!と思っているのですが、どうしてもイライラしてしまい自律神経を乱してしまいました。

こんな風になってしまっては、通院の付き添いも更にしんどくなりますので、煮詰まった時は自分を開放しまくる術を見につけることが得策だと思います。

介護の心構え

介護の心構え

介護だけに限らず、何かを始めると言う時には、先が見えないからこそ想像する力や知ろうとする行動、相手を思う気持ちが重要になると思うのです。

それが仕事であれば、そこには成果が生まれたり、自分自身ステップアップできたりして、収入を得てやりがいに繋がりますが、「親の介護」となるとそこに見返りや収入は発生しませんよね。

付きっきりの介護となると、自分が働く時間がなくなる問題が発生してきます。

実際に同じ職場で介護離職された方がいて、正直「辛い」とおっしゃっていました。

しかし私も近い将来そうなることを覚悟していますすので、未来設計について真剣に考え取り組んでいます。

子供が親の面倒をみるのは当たり前なのか?

我が両親は「子供は親の面倒を見るのが当たり前。」と言う考えなのですが、「介護するとなると子供にどれくらい負担が掛かるのか?」等と言う事は全く考えていません。

それを考えることも子供の役目みたいな感じなので、もぅ、なんとも言えません…そういう星の元に生まれたのだな…とあきらめ受け入れることにしました。

しかし、受け止めるには、無償の愛が必要となります。

私は、女神でもマリア様でも神でも仏でもないので、「無償の愛」がなかなかできず、イライラしたり受け入れたりの繰り返しで、かなり葛藤してきました。

その繰り返しの中、今はもう「受け入れ」に定着しています。

無償の愛から学び取れること

繋いだ手

「無償の愛」には、忍耐力や工夫や行動力が必要になってきます。

子育ても同様ですが、愛を与えるのみだと思っていたとしても、蓋を開けてみればそこから学び取れることはたくさんあり、気がつけば「自分自身の心が相手がいることで成長させられていた。」なんてことがあります。

人間と言う生き物が、それをできる唯一の生き物だとしたら、幼い頃、大人に守られ繋いだ小さかった自分の手が、今は守る側になれたことを誇りに思い、私は無償の愛にやりがいを見いだせるように生きていきたいと思います。

スペシャルポジティブ精神発動ですね。٩(๑`^´๑)۶後は持続力の問題です。

あとがき

そして、自分自身の人生の道に迷わないように、介護に感しての様々な勉強をし、それを糧とすることが持続力に繋がると思うので、この先も最善を尽くしたいと思います。

あなたも大変な状況にあるかもしれませんが、気持ちが沈まないよう自分を大切にして下さい。

最後まで読んで下さりお疲れ様でした。ありがとうございました。(^^)